1試合毎予想 2018年 全国高等学校野球選手権大会

【予想編】2018年夏の甲子園1回戦 横浜(南神奈川)vs愛産大三河(東愛知)

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横浜(南神奈川)vs愛産大三河(東愛知)

予想  60%  40%


タレント軍団の横浜と22年ぶり出場の愛産大三河の対戦。横浜に愛産大三河がどこまで食らいついていけるかが見どころだ。

横浜の投手陣は板川及川の2人の好左腕を擁し、ポテンシャルは出場校中でもトップクラス。2人とも制球力を身に着けたことで球威あるボールがより活きるようになった。ただ秋春と突然集中打を浴びて敗れており、神奈川大会準決勝でも星槎国際湘南に8失点。この点には注意を払いたい。愛産大三河の打線はスタメンのうち8人が打率3割を超す。俊足の鈴木球と打率5割越えの4番上田の2人を中心に横浜投手陣の牙城を崩したい。

愛産大三河が勝つためにはエース松原の好投が絶対条件となる。37回を投げて与四死球7と制球力に長けた右腕で、安定した投球が持ち味だ。東愛知大会でも1試合の失点を2点までに抑えてきた。長打力のある横浜打線に対して、不用意な高めのボールは禁物だ。横浜打線は3番斎藤、4番万波を中心に長打力のある面々が揃う。横浜らしい細かい攻めも徐々にではあるがよみがえってきており、攻撃力には相当の自信を持つ。松原を機動力も絡めて崩していきたい。

予想は横浜有利なのは間違いないが、安定した戦いをしてきたのは愛産大三河の方。先制して横浜を慌てさせれば面白い展開となる。


神奈川vs愛知 甲子園対決

春 神奈川5勝   愛知1勝

夏 神奈川2勝   愛知4勝

計 神奈川7勝     愛知5勝

春は神奈川勢が、夏は愛知勢がリード。1998年の松坂世代の年には日大藤沢と豊田西が対戦。日大藤沢のエース館山(ヤクルト)と東海エクスプレスの異名を持つ豊田西の速球派・松下の対戦となった。試合は日大藤沢のエース館山がわずか被安打1の好投。確実に得点を重ねた日大藤沢が4-2で初出場校に貫禄勝ちし、ベスト8にコマを進めた。

 

主な卒業生

横浜…後藤武敏(DeNA)、松坂大輔(中日)、成瀬善久(ヤクルト)、涌井秀章(ロッテ)、福田永将(中日)
淺間大基(日本ハム)、倉本寿彦(DeNA)、筒香嘉智(DeNA)、近藤健介(日本ハム)、藤平尚真(楽天)

愛産大三河…太田勝正(ダイエー)、原田政彦(中日)

 

思い出名勝負(2005年選抜甲子園2回戦)

東海大相模

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 0 0 0 2 0 0 0 1 3
1 1 0 1 0 0 0 4 × 7

東邦

 

東海大相模   小泉

東邦      木下

 

関東王者・東海大相模とプロ注目のバッテリーを擁する選抜4度優勝の東邦。2005年の選抜2回戦において注目の好カードが実現した。

東海大相模は前年秋に5年ぶりに関東大会を制覇。エース小泉は長身からの速球を武器に関東大会をほぼ一人で投げぬいて優勝。プロ野球選手を父に持つ3番、注目の2年生スラッガー田中大(巨人)を中心とした打線にも力があり、優勝候補の一角にあがっていた。迎えた選抜初戦は希望枠の三本松と対戦。相手の好左腕・宮崎から田中大がホームランを放つなど、8-3で快勝を収めた。

一方、3年連続出場の東邦は木下(日本ハム)-水野(中日)という注目のバッテリーを軸に守りが堅固。東海大会決勝では2年連続で愛工大名電に敗れたものの、この愛知の強力ライバル2校は選抜でも堂々優勝候補に名を連ねていた。初戦は育英・若竹(阪神)と木下の息をのむ投手戦。お互い140キロ台の速球を武器にゼロ行進を続けたものの、最後は延長10回に東邦・水野の右中間へのサヨナラ打で東邦が1-0とサヨナラ勝ちを収めた。

 

立ち上がり、東邦・木下が無難に立ち上がったのに対して、東海大相模・小泉がつかまる。初戦と違って変化球の多く交えた投球になる中で3番強打の藤が3塁打を放つと、2年生の眼鏡の4番西村が鮮やかにセンター前に返すタイムリー。左の好打者が多い東邦にあって、貴重な右の主砲が結果を残す。

さらに2回裏には6番堀尾、4回裏には7番伊藤と下位打者のヒットを口火に追加点。初戦は育英・若竹のボールに苦しんだ東邦打線だったが、この日は活発に打ち返す。

しかし、東海大相模打線も関東王者として黙ってはいない。5回表に4番田中大の2打席連続となるホームランで1点を返すと、さらに8番鈴木宏のタイムリー2塁打でもう1点追加。長打攻勢でこの回ボールの甘くなり始めた木下に襲い掛かる。

その後は、木下が東海大相模用にとっておいたフォークボールを武器に抑え込めば、小泉も立ち直って長身からの力のあるボールで無失点。東邦1点リードのまま試合は終盤8回裏に突入した。

すると、8回裏に止まっていた東邦打線が再び爆発。小泉のボールに対して逆方向へはじき返すバッティングで5安打を集中し、一挙4得点。4番西村や6番堀尾からの3者連続タイムリーなどで一気に差を広げた。この場面、東海大相模はランナーを3塁に背負った場面でも徹底した前進守備を選択。点を取られはしたものの、強豪の意地が垣間見えた守備だった。

その後、9回表に東海大相模は5番小林のタイムリーで1点を返したものの反撃もそこまで。木下が相模打線を6安打3失点に封じ込めてベスト8進出を決めた。

 

東邦は勝ち上がったベスト8では羽黒と対戦。羽黒の4番佐藤に立て続けに長打を浴びるなど、この日は木下のボールが完全にとらえられた。それでも試合後に木下は「今日はフォークボールは使っていませんから」と強気なコメント。負け惜しみにも取られかねない言葉だったが、それだけ東海大相模の打線を意識していたということだろう。この年の選抜における屈指の好投手だった。

一方、敗れた東海大相模は筑川を擁して優勝した2000年以来の選抜だった。2回戦で敗れたものの、横浜に押されっぱなしだった時代に復活出場を果たしたことは大きかった。その後、翌年にも4番田中大を中心に連続出場。準優勝した清峰と延長14回の大熱戦を繰り広げ、大会を沸かせたのだった。

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