1試合毎予想 2018年 全国高等学校野球選手権大会

【予想編】2018年夏の甲子園3回戦 日大三(西東京)vs龍谷大平安(京都)

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日大三(西東京)vs龍谷大平安(京都)

予想  49%  51%

〇16-3   折尾愛真  〇3-2     鳥取城北

〇8-4     奈良大付  〇14-1   八戸学院光星


投打に力強さを見せて勝ち上がった東西の強豪の激突。投手力の安定度では平安だが、打ち合いになれば全く読めないだろう。

龍谷大平安のエース小寺は2戦戦って3失点と安定した内容。手元で伸びるストレートとスライダーは制球が安定しており、左打者の内角ひざ元に落として空振りを奪う。中1日なのは気がかりだが、左腕の北村智も安定しており問題はないだろう。対する日大三の打線はいよいよ本領を発揮し始めた。奈良大付の好投手・木村に対してもじっくりと甘いボールを引き出して攻略。中軸を中心に長打力もあり、振りの鋭さは出場校中でも上位に位置する。強打の日大三が小寺から何点奪うかが勝負のポイントだ。

一方、投手陣に不安ありと言われた日大三だったが、甲子園で中村・井上の2枚看板が復活。特に井上は2回戦で150キロを記録するなど、好調の奈良大付打線を全く寄せ付けなかった。左腕の河村もリリーフで好投しており、投手陣のピースが完璧に出そろった。対する龍谷大平安打線は2回戦で14得点と打線爆発。次々と継投してくるタイプの違う投手に対して、無理なくセンターから逆方向へはじき返す打撃で攻略した。足も絡めて多彩な攻撃もすることができ、相手投手陣にとっては最も抑えにくいねちっこい打線と言えるだろう。日大三の投手陣を攻略できるか見ものだ。

2003年夏の大会では西村・西野の中軸を擁する強力打線とエース服部の好投で平安が8-1で一昨年優勝の日大三に完勝を治めた。今回の対戦はどうなるか…


東京vs京都 甲子園対決

春 東京10勝   京都4勝

夏 東京5勝     京都6勝

計 東京15勝     京都10勝

対戦成績は東京勢が15勝10敗とリード。選抜は東京勢が大きく勝ち越しているが、夏はほぼ互角の勝負となっている。荒木大輔(ヤクルト)を擁した早稲田実は5季連続出場を果たしたなかで3度も京都勢と対戦。荒木が2年生の選抜では東山に6失点を喫してまさかの初戦敗退を喫したが、その後の2試合は勝利。最後の夏は宇治戦で荒木が甲子園初ホームランを放って大勝した。

 

主な卒業生

日大三…近藤一樹(ヤクルト)、荒木郁也(阪神)、関谷亮太(ロッテ)、吉田裕太(ロッテ)、山崎福也(オリックス)
高山俊(阪神)、横尾俊建(日本ハム)、坂倉将吾(広島)、櫻井周斗(DeNA)

龍谷大平安…赤松真人(広島)、炭谷銀仁朗(西武)、酒居知史(ロッテ)、高橋大樹(広島)、高橋奎二(ヤクルト)
衣笠祥雄(広島)、桧山進次郎(阪神)、川口知哉(オリックス)

 

思い出名勝負(2013年選抜甲子園2回戦)

龍谷大平安

1 2 3 4 5 6 7 8 9
1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
0 0 0 0 0 0 4 0 × 4

早稲田実

 

龍谷大平安  福岡

早稲田実   二山→立川→戸谷

 

2013年選抜の初戦で伝統校同士が初戦で顔を合わせることとなった。

龍谷大平安は夏春連続の甲子園出場。前年夏はスラッガー高橋(広島)を中心とした打撃のチームだったが、新チームは左腕エース福岡を中心に守りの野球が持ち味。旧チームから主力打者の有田・嶋田が本調子でない中でもエースとして試合を作り、チームを近畿大会4強まで押し上げた。スタメンに2年生が半数並ぶ下級生主体のチームでもあった。

一方の早稲田実は2010年夏以来の甲子園出場。こちらはエース左腕・二山を中心にサウスポーばかり4人もそろっていた。4番熊田を中心とした打線も勝負強さがあり、秋の東京大会では決勝に進出。決勝では安田学園にやぶれたものの、秘めたチーム力は高く評価されていた。

 

試合は1回表に龍谷大平安が先手を取る。昨秋の公式戦では出番の少なかった2番牧野がレフトへの2塁打で出塁すると、3番の2年生河合はうまく流し打ってレフトへ先制のタイムリー。無理なく外角球に対応する打撃にセンスが感じられた。

一方、序盤から龍谷大平安のエース福岡が好投。ストレート・変化球とも丁寧に内外角に散らして早稲田実打線にヒットを許さない。球威はそれほどあるわけではないが、コントロールと出し入れで抑えることができるという高校生投手のお手本のようなピッチングだった。

すると、この福岡の好投が龍谷大平安の攻撃のリズムを生む。5回表には1番吉田が失策で出塁。送った後にまたも3番の河合が今度はレフトの頭を超すタイムリー2塁打を放って2点目。期待の2年生が結果を残す。

快調なピッチングを続ける福岡は中盤まで無安打ピッチングを展開。6回裏には3者連続三振を奪い、いよいよ乗ってきた印象だった。

しかし、7回裏に落とし穴が待っていた。先頭の3番兼城に四球を与えると、4番熊田にはフルカウントから内角のストレートを引っ張られてライトへの初ヒットを献上。無死1,3塁と一気にピンチが広がる。ここで流れを止められずに5番織原にはレフト線を破るタイムリー2塁打を浴びて初失点。さらに野選で同点に追いつかれると、1番山岡には満塁からシフトの逆を突かれる勝ち越しの2点タイムリーを浴びてついに逆転。早稲田の応援のムードにも気圧されたか、この回は勝負所で制球が甘くなった。

早稲田実は終盤は小刻みな継投。立川戸谷と次々出てくるタイプの違う好投手に対応できず、結局4-2で早稲田実が勝利を収めた。

 

早稲田実は中盤まで無安打に抑え込まれながらも、どっしりと構えて逆転した姿はさすが名門校といった印象だった。2015年の清宮(日本ハム)がいた頃もそうだったが、やはり早稲田の醸し出す空気感は球場を味方につける不思議な力がある。3回戦は敗れはしたものの、神宮王者の仙台育英相手に善戦。底力を見せた戦いぶりだった。

対して、龍谷大平安は何とも悔しい敗戦。2009年夏、2011年夏とこの頃は初戦の壁を破れない戦いが続いていた。しかし、この年のベンチ入りメンバーが多く残った新チームは秋の近畿大会で優勝。複数の投手と4番河合を中心とした強力打線で初めての選抜優勝を勝ち取ったのだった。

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