• 【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 4/4

    2021年02月23日

    【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 1/4 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 2/4 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【好投手列伝】兵庫県篇記憶に残る平成の名投手 3/4 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    岡本健(神戸国際大付→ソフトバンク)

    2010年の神戸国際大付でエース、4番、主将と一人三役をこなしてチームを選抜に導いた本格派右腕。兵庫県のタレントが揃う神戸国際大付にあってそれだけの大任を任されるということは、圧倒的な存在だったということだろう。140キロ台の速球と大小2種類のスライダーを使い、特に手元で小さく曲がるスライダーは打者にとって厄介なボールであった。

    選抜では初戦で優勝候補の帝京に初戦敗退したが、序盤は2点のリードをうまく活用しながら強力打線をうまく封じ込んだ。本格派でありながら完成度も高い好投手であった。

    第82回選抜 帝京vs神戸国際大附 ダイジェスト『前編』 – YouTube

    田村伊知郎(報徳学園→西武)

    1年生ながら2010年夏の甲子園でチームを4強に導いた快速右腕。3年生のエース左腕・大西との強力な左右2枚看板で勝ち進んだ。ストレートは球速こそ140キロ前半ながら、回転数が多くホップするように捕手のミットに突き刺さった。特に先発登板した準々決勝の新潟明訓戦の投球は圧巻。うなりをあげるボールで相手打線を8回途中まで1点に抑え、先発としての役割をきっちり果たした。

    その後は出場こそ2年選抜のみ(初戦敗退)であったが、兵庫県内では屈指の好投手として君臨し続け、県内の高校やきゅを盛り上げた。

    興南vs報徳学園 2010年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【伝説のスーパ1年生】 田村 伊知郎のホップするボール 【報徳】 – YouTube

    井上真伊人(加古川北)

    大会No.1投手(2011年選抜) 井上真伊人(加古川北) – 世界一の甲子園 ...

    伝家の宝刀・スローカーブを武器に老獪な投球で2試合連続完封を達成。初出場でベスト8進出を果たした加古川北の立役者となった。2011年選抜は多くの剛球投手が登場したが、投球の奥深さという点では井上が最も輝きを放っていた。

    前年秋には大阪桐蔭・藤浪(阪神)に投げ勝って、桐蔭打線を完封。振り回してくる相手ほど井上の投球は効果的で、打者をよく観察して緩急・内外の出し入れで打ち取る投球は、スカウトが「社会人レベルの配球」と舌を巻くほどレベルの高い内容であった。球が速くなくとも、これだけの投球ができて、全国でも勝てるということを証明したことで、どれほど全国の球児を勇気づけただろうか。高校野球ファンの記憶に残る好投手であった。

    加古川北 井上投手 – YouTube

    原樹里(東洋大姫路→ヤクルト)

    東洋大姫路の“ハンカチ王子”原「日本一になるために…」― スポニチ ...

    多くの好投手が居並んだ2011年夏の選手権において、真っすぐの質が抜群だったのが東洋大姫路・原(ヤクルト)だった。回転数が多く質の高いストレートはグエン・トラン・フォク・アンなど多くの大エースを育てた名将・藤田監督をして、歴代でもNO.1と言わしめた。

    兵庫大会では加古川北のエース井上との引き分け再試合を制し、2006年以来の夏の出場権をゲット。甲子園でも2試合で失点はわずか3.しかもすべてランナーを3塁においての内野ゴロでの失点であり、結局タイムリーは1本も許さなかった。今はヤクルトでシュートボールを武器に活躍しているが、あの頃の真っすぐ主体の投球も見てみたいという気持ちが捨てきれないのも確かである。

    原樹理 東洋大姫路 甲子園での投球・奪三振 – YouTube

    翁田勝基(西脇工)

    県内屈指の陸上の名門校を、初めて野球の全国大会に導いた大型右腕。がっしりとした体格で、独特のフォームから繰り出すストレートはスピード表示以上に威力があった。勝負どころではスライダー・フォークで打ち取る投球、本命不在といわれた2013年の兵庫大会を勝ち上がり、決勝では名門・東洋大姫路にサヨナラ勝ちを収めた。甲子園では初戦で危なげない投球で石見智翠館を破り、初出場で初勝利をマーク。2回戦で木更津総合に敗れはしたが、大会屈指の好右腕だった。

    西脇工業 翁田のピッチング!2013夏の高校野球! – YouTube

    吉高壮(明石商)

    全国屈指の強豪となった明石商が全国大会初出場を果たした時のエース右腕。小柄な体ながらパワーとガッツの詰まった好投手であり、最も好きなタイプの投手のであった。ストレート、変化球ともに低めに制球でき、しかも球威、キレも抜群であった。勝負所でコーナーに突き刺すメンタルの強さもさすがであり、甲子園では日南学園や藤嶋(中日)を擁した東邦を破って8強入り。準々決勝で龍谷大平安との死闘の末にサヨナラ負けしたが、明石商の歴史を切り開いた好投手であった。

    2016選抜 明石商業・吉高壮投手ピッチング – YouTube

    西垣雅矢(報徳学園)

    注目進路】西垣雅矢(報徳学園)は早稲田大学へ進学(プロ・ドラフト ...

    2017年選抜で報徳を8年ぶりの4強に導いた大型右腕。身長が高かったが、その大柄な体をうまく使いこなし、理想的なフォームで投げ下ろした。ストレートはスピード、球威ともに申し分なく、多治見・前橋育英と2試合連続で無失点。特に前橋育英戦は丁寧な投球でタレントぞろいの相手打線に付け入るスキを与えず、見事な完封勝利を挙げた。

    準決勝の履正社戦は疲れから序盤に攻略されてしまったが、2017年の選抜を代表する好投手だった。

    2017年選抜2回戦 前橋育英vs報徳学園(7日目第1試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    2017春の甲子園 注目選手 報徳学園・西垣雅矢投手 対前橋育英 – YouTube

    中森俊介(明石商→ロッテ)

    1年生時から甲子園のマウンドを経験してきたエース。学年を経るたびに成長を遂げ、世代最強クラスの投手に順調に成長を遂げた。MAX150キロを計測するストレートは、指にかかった時はプロの打者でもなかなか打てないと思わせる球威があり、変化球もスプリットやチェンジアップなど多彩であり、どの球種でもカウントがとれる。

    2年生時には県予選で立ち上がりが課題と言われれば、甲子園初戦の花咲徳栄戦では完ぺきなスタートを切るなど、修正能力の高さも素晴らしい。ロッテの未来のエースとしてこれからに期待が高まる。

    2019年選手権2回戦 花咲徳栄vs明石商(6日目第4試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【MAX150km/h】明石商 中森俊介(3年) 9回2失点9奪三振【2020ドラフト候補】 – YouTube