• 【好投手列伝】岩手県篇記憶に残る平成の名投手 2/2

    2021年10月26日

    【好投手列伝】岩手県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    大谷翔平(花巻東→日本ハム)

    今やメジャーリーグのスーパースターとなった大谷翔平も高校時代は故障に苦しんだ高校時代であった。足のケガの影響で特に下級生時代はなかなか本調子で投げられず。2年夏の甲子園では痛みの影響で歩幅を狭くした投球フォームだったにも関わらず、球速が150キロ台を記録し、ポテンシャルの高さを示したが、最後は帝京の4番松本(日本ハム)に決勝打を浴びて力尽きた。

    むしろ、高校時代は打撃の方が印象を残しており、帝京戦のレフトフェンス直撃のタイムリー2塁打や3年選抜での藤浪(阪神)からのホームランなど、打球を遠くに飛ばす素質はだれの目にも明らかであった。

    苦しんだ投球面も最終学年で故障も癒えてくると、徐々にその真価を発揮。最後の夏の岩手大会では、高校生としては史上初の160キロを記録し、前人未到の領域に踏み込んだ。花巻東、日本ハムと投打両面で可能性を追求できる環境が、空前絶後のスーパースターを作り出したことは間違いないだろう。

    大阪桐蔭vs花巻東 2012年選抜 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【永久保存版!!】大谷翔平の高校時代、打って投げて守って半端ない!!OHTANI SHOHEI Shotime in high school baseball – YouTube

    松本裕樹(盛岡大付→ソフトバンク)

    松本裕樹(盛岡大付) 高い感度持ち合わせた万能投手 | 野球コラム ...

    強打の印象が強い盛岡大付の歴史上でも最高の投手だったのではないだろうか。ストレートの最速は150キロ台をマーク。県大会では永遠のライバル花巻東を倒し、堂々甲子園行きを決めた。ところが酷使の影響で肘が痛み、甲子園では本調子の投球ができない状況にあった。

    初戦の相手はV候補筆頭の東海大相模。危機的状況だったが、ここから松本がその非凡な才能を見せつけることとなった。150キロ台のストレートを狙ってくる強力打線に対して、序盤から変化球主体の老獪なピッチングで翻弄。相手の打ち気を巧みにそらし、岩手県勢の対神奈川勢5連勝を飾る白星を挙げた。状態が悪い中でも引き出しの豊富さを見せつけた投球であった。

    その後は、怪我の影響もあって3回戦で敦賀気比に大敗したが、ドラフトでは常勝・ソフトバンクからドラフト一位で指名。ポテンシャルの高さを示す結果であった。

    2014高校野球37 優勝候補・東海大相模初戦敗退 プロ注目の盛岡大付属エース松本裕樹完投 – YouTube

    高橋樹也(花巻東→広島)

    高橋樹也(花巻東高) - プロ野球ドラフト会議特集 - 週刊ベースボール ...

    2015年の甲子園で16強まで進出した花巻東の大型左腕。菊池雄星(マリナーズ)、大谷翔平(エンゼルス)のような派手さはなかったが、キレのある速球とスライダーを武器に、2回戦ではリリーフ登板で選抜優勝の敦賀気比打線を抑え込んだ。

    3回戦では仙台育英との東北対決に。ともにエースがリリーフに回った試合は1点差で花巻東が惜敗したが、高橋は平沢(ロッテ)、郡司(中日)、佐々木良、紀伊と強打者の並ぶ仙台育英打線を1点に封じ込めた。あの大会で仙台育英打線をまともに抑え込んだのは高橋だけであり、実戦派の好投手であった。

    2015年夏の甲子園振り返りまとめ – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    花巻東 / 高橋樹也 – YouTube

    三浦瑞樹(盛岡大付→ソフトバンク)

    2年夏から3季連続で大舞台を踏んだ盛岡大付の技巧派左腕。2年夏は打たれ強い投球が印象強かったが、最終学年を迎えてその実力はさらに磨きがかかった。打者のバットを押し込むキレのあるストレートとチェンジアップの緩急で、選抜では前年優勝の智辯学園打線を1失点で完投。太田、福元(中日)ら強打者を封じ込めた。

    最後の夏は名前で相手に威圧感を与えられる存在に。機動力野球の松商学園や長打力のある済美に立ち向かい、盛岡大付として初の夏8強入りを果たした。打線に定評のある盛岡大付だったが、2017年の快進撃の屋台骨を支えたのは三浦の左腕だったことは間違いないだろう。

    2017年選手権2回戦 松商学園vs盛岡大付(8日目第1試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    ナイスリリーフ! 盛岡大付 三浦瑞樹 済美戦 まとめ – YouTube

    平松竜也(盛岡大付)

    左腕・三浦と左右2本柱を形成した本格派右腕。キレが武器の三浦に対し、平松は球威で相手を圧倒する投球が持ち味であった。選抜では三浦の活躍が光ったが、夏は平松の右腕がうなりを上げた。甲子園初戦では前年優勝の作新学院を相手に四死球こそ出しながらも、会心の当たりはほとんど許さずに1失点で完投。前年秋の関東王者を相手に素晴らしい投球を見せた。

    3回戦では強打の済美打線を終盤ねじ伏せて8強入りに貢献。ライバル花巻東に甲子園での実績では後れを取っていた盛岡大付だったが、この一年で大きく躍進して見せた。

    2017年選手権3回戦 済美vs盛岡大付(11日目第1試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    2017年選手権1回戦 作新学院vs盛岡大付(2日目第1試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    打撃戦を耐え抜いた 盛岡大付 平松 済美戦 奪三振まとめ – YouTube