• 【好投手列伝】広島県篇記憶に残る平成の名投手 1/3

    2021年02月17日

    【好投手列伝】広島県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【好投手列伝】広島県篇記憶に残る平成の名投手 3/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    川岡孝弘(山陽)

    1990年夏の甲子園で起きた山陽フィーバーの中心にいた2年生エース。初戦の葛生戦の9回2アウトランナーなしからの5連打での逆転サヨナラ勝ちをあまりにも印象的だが、エース川岡の粘りの投球が読んだ逆転劇であった。がっちりした体格から投じるボールは球威があり、大会中に手にけがを負いながらも、初戦サヨナラ勝ちの星林や強打の日大鶴ケ丘を撃破。ベスト4進出の原動力となった。

    1990年夏甲子園準々決勝 日大鶴ケ丘対山陽(ニュース映像) – YouTube

    小土居昭宏(広陵)

    第63回広陵(広島)=2度目 小土…:センバツPhotoスタジアム ...

    広陵を実に65年ぶりの春の全国制覇に導いた投手2枚看板の一人。小土居は初戦で好投手・岡本(近鉄)と投げ合い、3-3の降雨ノーゲームとなったが、互角の投手戦を演じた。その後、再試合を勝ち抜いて勢いを得た広陵は春日部共栄、鹿児島実、市川と強豪を次々に撃破。特に準々決勝、準決勝は小土居が伸びのある速球とスライダーを武器に連続完投でチームを押し上げた。

    決勝は前回の決勝でも対戦した松商学園が相手。上田佳(日本ハム)擁するV候補を相手に終盤に粘って3点差を追いつくと、小土居も懸命のリリーフで踏ん張る。最後は9回裏にサヨナラの打球がライトの回った上田の頭を超え、広陵が劇的な優勝を飾った。

    第63回選抜高校野球大会 1回戦 三田学園 対 広陵 1/5 – YouTube

    片岡陽次郎(広島工)

    県立の名門・広島工を夏初めての8強に導いたエース。インサイドを強気に突く投球が光り、仙台育英・桐陽と倒して3回戦へ。相手は初戦で松井秀喜(ヤンキース)への5打席連続敬遠で物議をかもした明徳義塾が相手だったが、片岡は自分の投球に専念し、打線の援護もあって8-0と完封勝ちを収めた。

    マウンドでの明るい笑顔も映える好投手であり、準々決勝で尽誠学園・中道に2ホームランを浴びて敗れたが、大会を彩った好投手であった。

    ⚾【平成4年】広島工業 対 明徳義塾【高校野球】 – YouTube

    沢田和基(広島商)

    1994年選抜の広島商のエースで4番。大柄な体格から繰り出す力強い真っすぐを軸に初戦は九州王者の鹿児島実を7-3と圧倒した。2回戦は本格派右腕4人と強力打線を擁し、第二の黄金期到来を狙う宇和島東が相手。初戦で神宮優勝投手の東北・嶋(広島)を滅多打ちした打線を相手に、自らのホームランで得たリードを保ちながら優位に試合を進めた。

    9回に同点に追いつかれ、最後は延長13回に宮出(ヤクルト)に決勝打を浴びてしまったが、緩急を活かした投球は見事であり、エースで4番として投打でチームを引っ張った大会であった。

    [プロ 野球 ハイライト] 【春選抜】1994広島商VS鹿児島実 – YouTube

    宗政徳道(高陽東)

    初出場で選抜4強、夏8強と快進撃を見せた公立の雄・高陽東。そのエースで4番としてチームを牽引したのが宗政であった。いかにも気の強そうなナインが名将・小川監督のもとに集い、秋の中国大会を勝ち抜くと、選抜では接戦をものにして4強入り。宗政の持ち味の重いストレートを武器に要所で踏ん張った。準決勝で宗政が疲れから6連打を浴びて、8回に逆転を許したが、その実力は全国トップクラスであることを証明した。

    夏も連続出場で愛産大三河、水戸短大付を1点差で下すと、3回戦では前川(近鉄)、荒金(ダイエー)を擁するPL学園と対戦。高校球界の王者を相手にそつのない攻めで先手を奪うと、最後は宗政がPLの猛追を振り切ってこの試合も7-6と1点差勝ちを収めた。高陽東7安打に対して、PLは15安打と相手の半分以下のヒットで勝つそつのなさを見せた。

    これで選抜準々決勝の大阪学院大(江夏の母校)に続いて大阪勢を撃破。甲子園で無類の強さを見せる大阪のチームを春夏連続で倒したことも特筆ものである。

    高陽東vsPL学園 1996年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    1996年 高陽東×PL学園 – YouTube

    小町裕貴(如水館)

    1998年、1999年と2年連続で甲子園出場を果たして如水館のエース。2年生時は降雨再試合となった専大北上戦、のちに準優勝することとなる京都成章戦とともに不本意な投球内容に終わったが、最終学年の夏は押しも押されぬエースとなって帰還。柏陵・清水との屈指の好投手対決に0-2と惜敗したが、小町も伸びのあるストレートを武器に柏陵打線を6安打2失点に封じた。好投手が多かった1999年夏の甲子園の中でも、珠玉の投手戦であった。

    [Baseball Highlights] 1999 第81回 熱闘甲子園 柏陵VS如水館 – YouTube