• 【好投手列伝】福島県篇記憶に残る平成の名投手 2/2

    2021年09月14日

    【好投手列伝】福島県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    横山貴明(聖光学院→楽天)

    2008年、2009年と2年連続で甲子園のマウンドを踏んだ本格派右腕。2年時は佐藤竜、仲田の陰に隠れる形ではあったが、真っすぐの質は先輩投手を上回るものがあった。最終学年は決勝で東日大昌平との接戦を制して代表の座をつかむと、甲子園では名門・PL学園と激突。大阪大会5ホームランの1番吉川(巨人)ら好打者が並ぶ打線を相手に3-6で敗れたが、ストレート主体に真っ向勝負し、11三振を奪って意地を見せた。

    ⚾【平成21年】2009.2回戦 PL学園 対 聖光学院【高校野球】 – YouTube

    斎内宏明(聖光学院→阪神)

    聖光学院史上最高の投手と呼べるエースだろう。2年春にチーム史上初の東北大会優勝に貢献すると、めきめきと実力をつけ、夏の甲子園ではエース投手に成長。130キロ台の速球と縦に落ちるスプリットを武器に、有原航平(レンジャーズ)を擁する広陵、山田哲人(ヤクルト)の履正社と格上の強豪を撃破し、聖光学院をワンランク上の強豪に押し上げた。

    その後、東日本大震災を経て臨んだ最後の夏の大会ではストレートの最速も140キロ台中盤までアップ。しかし、注目されるがゆえにスプリット対策を講じられ、敗れた2回戦の金沢戦では1番櫻吉、3番中村にそれぞれタイムリー2本を献上して4失点。好投手・釜田(楽天)との投げ合いに敗れた。しかし、斎内の活躍以降、聖光学院に対する周りの目が変わったのは間違いないだろう。それくらい大きな存在のエースであった。

    激戦ブロック 2010年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    聖光学院vs広陵 2010年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    歳内宏明 聖光学院 甲子園での投球・奪三振 – YouTube

    岡野祐一郎(聖光学院→中日)

    13]有力校が残った優勝戦線と注目選手たち 拡大写真 - |論座 - 朝日 ...

    2012年にチームを春夏連続の甲子園に導いた好右腕。球威・スピードは目立つ方ではなかったが、とにかくアウトローのコントロールが素晴らしく、ボール半個分の出し入れで相手打者を牛耳った。選抜では初戦で鳥羽打線をわずか2安打。夏は前年王者の日大三打線を8回まで無失点と翻弄し、9回に3番金子に追撃の1発を浴びたが、名門相手に気後れすることなく1失点完投で下した。現在は中日ドラゴンズに活躍の舞台を移している。

    高校野球 聖光学院vs日大三 フル 2012年夏 第94回選手権大会 1回戦 – YouTube

    石井成(聖光学院)

    2年生左腕として2013年に春夏連続で甲子園のマウンドを踏んだ技巧派左腕。ストレートとスライダーをテンポよく低めに集める投球で、選抜では21世紀枠の益田翔陽を完封するなど、チームとして初の選抜8強に貢献した。夏はやや調子を崩したが、3年生左腕・昆の助けも借りて粘り強い投球を展開。初戦は愛工大名電打線を相手に3失点で踏ん張り、終盤の逆転劇につなげた。2年生ながらチームの中心として1年間チームを牽引した。

    聖光学院 石井成投手(1年) – YouTube

    船迫大雅(聖光学院)

    船迫大雅(聖光学院 3年) | 週刊野球太郎 ドラフト候補選手名鑑

    前年のエース左腕・石井が調子を崩す中、投手陣の柱としてチームを引っ張ったサイド右腕。この年に県内での連勝記録が止まり、県大会決勝では日大東北に9回2アウトまで4点のリードを許すなど土俵際まで追い込まれた。しかし、ギリギリのところで踏ん張れたのはエース船迫の投球があったからだろう。サイドから丁寧に内外角を突く投球で打たせて取り、チームに守りのリズムをもたらした。

    すると、苦しい状況を乗り越えたチームは甲子園で躍進。神戸国際大付、佐久長聖と強打のチームを相手に2年生右腕・今泉と船迫が粘り強い投球を見せ、佐久長聖戦は船迫が2失点完投で制した。

    3回戦の近江戦は相手の3番植田(阪神)の一打で1点を先制される苦しい試合となったが、この試合も継投策で追加点を与えない。最終回にサヨナラスクイズで逆転勝ちを収め、前評判の決して高くなかったチームが聖光学院史上初の1大会3勝を挙げたのだった。

    2014.08.19 聖光学院(福島)VS 佐久長聖 (長野) ハイライト – YouTube

    齋藤郁也(聖光学院)

    2017年の聖光学院を3回戦まで導いた右腕エース。ストレートの最速は140キロほどだが、腕の振りの変わらないチェンジアップとの緩急で打者を翻弄。内角もきっちり制球でき、目立つボールがなくても抑えるすべを知っている投手だった。甲子園ではおかやま山陽を完封し、聖心ウルスラ戦ではリリーフで好投して試合を締めくくった。この頃には経験の浅い高校を相手に聖光学院が貫禄を示すようになっていた。

    3回戦で広陵・中村(広島)にアウトコースのボール気味のスライダーと高めの速球をそれぞれタイムリー、ホームランされて屈したが、常連校のエースとして勝てる投球を見せた好投手であった。

    2017年選手権1回戦 聖光学院vsおかやま山陽(3日目第3試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    斎藤郁也 聖光学院 甲子園での奪三振集 – YouTube