• 【好投手列伝】群馬県篇記憶に残る平成の名投手 1/2

    2021年09月10日

    【好投手列伝】群馬県篇記憶に残る平成の名投手 2/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    戸部浩(樹徳→ロッテ)

    2年夏、3年夏と2年連続で樹徳を甲子園に導いた本格派右腕。2年時は初戦で優勝した大阪桐蔭と対戦し、3-11と大敗を喫したが、1年の時を経て大きく成長。長身から繰り出す重いストレートと変化球を低めに集まる投球で、最後の夏は近江を相手に1失点完投で甲子園初勝利を記録した。

    2回戦でも選抜4強の天理打線を相手に序盤再三ランナーを背負いながらも、粘り強く無失点ピッチングを継続。終盤に捕まって、最後は天理の勝負強さの前にサヨナラ負けを喫したが、1年前とは全く違う大舞台であった。

    1992 戸部浩 甲子園-夏 樹徳高等学校 千葉ロッテマリーンズ – YouTube

    齋藤義典(前橋工)

    前年の選抜で8強入りを経験した前橋工・斎藤義典が最後の夏に関東屈指の左腕として甲子園に戻ってきた。初戦となった2回戦は前原・金城との投げ合いを1-0のサヨナラ勝ちで制すると、3回戦では昨夏の準V左腕の星稜・山本(近鉄)を打ち崩した金沢の強力打線に2桁安打を浴びながらも要所を締め、4-3とこれまた僅差で8強入りを決めた。

    最速140キロを超える速球と大きく縦に割れるカーブもさることながら、ピッチングのクレバーさが光った。準々決勝で対峙した海星戦は2回戦で逆転サヨナラ弾を放った2年生スラッガー稲垣に対して内角を執拗に意識させ、相手の打撃を崩すことで海星打線を寸断することに成功、8回裏に2本のスクイズで奪った2点を守り切り、3試合連続の1点差勝利で名門を初の4強入りに導いた。

    近鉄からの指名があるも、怪我の影響もあって断ったが、その後も社会人野球で活躍した。

    ’96夏甲子園 前橋工vs海星 – YouTube

    正田樹(桐生第一→日本ハム)

    1999年夏に群馬県の初めての優勝旗をもたらした本格派左腕。1年上に小林正人(中日)を擁した2年生の夏は開幕戦で明徳義塾にサヨナラ負けし、選抜出場のかかった秋は好左腕・清水を擁する柏陵に2-3で惜敗。あと一歩の結果が続いていたが、最後の夏に大輪の花を咲かせる。

    甲子園初戦では比叡山・村西(横浜)との投げ合いとなったが、正田は長身から繰り出す角度のあるストレートとカーブを武器に7回2アウトまで一人のランナーも許さないパーフェクトピッチングを展開。試合前に村西から「正田には負ける気がしない」と挑発を受けたが、さらりと受け流して村西以上の投球をして見せた。結局7回の1安打のみの準完全試合で2-0と初戦突破を果たした。

    その後も、仙台育英・真山(西武)、静岡・高木(近鉄)、桐蔭学園・松本祥、樟南・上野(広島)と好投手に次々投げ勝って決勝へ。最後は岡山理大付を大差で下し、群馬県勢初優勝を成し遂げた。この大会で前年の松坂大輔(西武)に並ぶ3完封を達成。大会を席巻した好左腕であった。

    【好投手列伝】鹿児島県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【好投手列伝】千葉県篇記憶に残る平成の名投手 2/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    【好投手列伝】静岡県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    1999 正田樹 村西哲幸 甲子園-夏 – YouTube

    藤田敏行(桐生第一)

    時空甲子園:時事ドットコム

    桐生第一を4年ぶりの夏4強に導いた立役者。3番打者としては毎試合マルチヒットを記録してチャンスを演出すると、投げては先発・伊藤毅の後を受けて相手打線の反撃を抑える役割を担った。ストレート主体の強気の投球が光り、2回戦の樟南戦から3試合連続で1点差勝ちを収めたのは投打両面における藤田の活躍が大きかったのは言うまでもない。最後は優勝した常総学院の前に屈したが、大会の主役の一人であった。

    2003年夏の甲子園振り返りまとめ – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    [プロ 野球 – ハイライト動画] 【熱闘甲子園】2003常総学院VS桐生第一 – YouTube

    野口亮太(前橋商)

    2年春、3年夏と2度甲子園の舞台を踏んだ小さな大エース。最終学年では主砲の後藤駿太(オリックス)、箱田とともにチームを牽引し、群馬県内では1年間負けなしで戦い抜いた。最後の夏の舞台では、初戦で宇和島東の牛鬼打線を相手に3安打完封の好投を披露。小柄な体ながらキレのあるボールをコントロールよく投げ込み、相手打線を寄せ付けなかった。

    また、ただ投げるだけでなく、リズムを変えたけん制で走者を刺すなど、投手としての総合力の高さも見せ、全国の小柄な選手に勇気をもたらした選手であった。

    南陽工vs前橋工 2009年選抜 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    前橋商 野口 亮太 – YouTube