• 【好投手列伝】静岡県篇記憶に残る平成の名投手 1/2

    2021年05月16日

    【好投手列伝】静岡県篇記憶に残る平成の名投手 2/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

    平井渉(韮山)

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    選抜優勝経験のある伝統校・韮山を久々の甲子園出場に導いた鉄腕エース。県大会からほとんど一人で投げ抜き、驚くようなスピードはないものの、安定したコントロールとキレのあるスライダーで凡打の山を築いた。甲子園では初戦で和歌山・田辺に12-2と圧勝すると、2回戦では越谷西のプロ注目の左腕・鈴木との投げ合いも制し、3回戦までコマを進めた。

    [プロ 野球 ハイライト] 1995熱闘甲子園 韮山vs越谷西 – YouTube

    伊藤幸広(浜松工)

    2年春、3年春夏と3度浜松工を甲子園に導いた右腕エース。特に3年時は東海屈指の好投手として注目を集めた。140キロ台の速球と縦に大きく割れるカーブを武器に選抜では1回戦で前橋商をシャットアウト。連続出場を果たした夏は初戦で2年生エース杉内(ソフトバンク)を擁する鹿児島実に2失点で踏ん張り、劇的な逆転勝ちを収めた。

    そして、2回戦では選抜4強の報徳学園と激突。強力打線の優勝候補を相手に5点を失いながらも、大会タイ記録となる5併殺を奪って要所をしのいだ。打線も中盤に相手の左右の好投手をともに攻略し、11-5と逆転勝ち。戦前は不利を予想されたが、会心の試合運びを見せた。3回戦で平安の好左腕・川口(オリックス)に2-3と投げ負けたが、最後の夏に有終の美を飾る戦いを見せた。

    [プロ 野球 ハイライト] 【熱闘甲子園】 1997 第79回 浜松工VS報徳学園 – YouTube

    高木康成(静岡→近鉄)

    静岡(静岡)高木康成投手 3年の春夏…:1990年代 「夏の球児 ...

    伝統校・静岡を久々の甲子園に導いた好左腕。キレのあるストレートと落差の大きいカーブを武器に春夏連続出場をつかんだ。選抜では1回戦の柏陵戦で初回に5失点を喫するも、その後を抑えて逆転勝ちを演出。2回戦では神宮王者の日南学園に敗れたものの、強力打線を相手に3失点と踏ん張った。

    そして、集大成の夏は初戦で倉吉北打線から毎回の17奪三振で完封勝ち。ストレート、カーブともに相手打線にまともにとらえさせることなく投げ抜いた。3回戦で優勝した桐生第一に逆転負けしたが、この試合も優勝校を相手に高木は7回まで1失点でまとめていた。継投策が裏目に出て敗れたが、桐生第一が最も敗戦を覚悟した試合だったのではないだろうか。

    また、この大会は打者のハーフスイングに厳しかったと言われており、高木のほかにも柏陵・清水や桐生第一・正田(日本ハム)など左打者でカーブを決め球にする投手が輝いた大会でもあった。

    ’99 静岡・高木康成 17奪三振 – YouTube

    川口真(東海大翔洋)

    2004年夏の甲子園回顧 ベスト8の5校が東日本勢。甲子園初白星を挙げた ...

    校名変更後初の甲子園出場だった2004年の選手権大会で好投を見せた実力派左腕。140キロに迫る速球とスライダーを武器に相手打者を懐をガンガン攻める気迫の投球で尽誠学園、岡山理大付と西の強豪校を連破した。

    特に2回戦では初戦で15得点をたたき出した理大付の強力打線をわずか5安打で完封。選抜で完封勝利を挙げた岡山城東の好投手・出原から岡山大会でホームランを放った4番石岡に対してもインサイドの速球で見逃し三振を奪う圧巻の投球だった。初戦の尽誠学園戦では3番川口と4番捕手の斎藤が連続ホームランを放つなど、打でも存在感を示した。

    しかし、3回戦の中京大中京戦では試合前のシートノックで斎藤が指を負傷して出場できないアクシデントが発生。本来の状況でない中でも川口は踏ん張り続けたが、中盤に四死球から崩れて3-7と敗退。東海地区のライバルに悔しい敗戦を喫した。

    2004 86回大会 2回戦 東海大翔洋 vs 岡山理大付 平成16年 – YouTube