• 大会No.1投手(1982年夏) 畠山準(池田)

    2020年10月03日

    中学時代から地元では期待の星だった「阿波の怪腕」こと畠山準(横浜)。池田に入学後は5季連続の甲子園出場確実とも謳われたが、ライバル徳島商などの壁に阻まれ、最後の夏にようやく甲子園出場を勝ち取った。豪快なフォームから繰り出す速球を武器に静岡、日大二、都城を次々破り、準々決勝でいよいよ荒木大輔(ヤクルト)擁する早稲田実と激突した。

     

    江上水野(巨人)のホームランなど、豪打が注目だれがちだが、3試合で28得点をたたき出していた早稲田実打線をわずか2失点に抑えた畠山のピッチングは圧巻であった。集大成の夏に初めて勝負強さを見せた剛腕はその後、準決勝・決勝も完投勝ち。決勝では豪快なホームランも放ち、投打にわたる活躍で蔦監督に甲子園初優勝をプレゼントした。

    一つ下のやんちゃなエース水野に対し、柔和で優しい表情が印象的な選手であった。