• 大会No.1投手(2003年夏) 服部大輔(平安)

    2020年06月27日

    数多くの好投手を輩出してきた平安高校の中でも、1997年の準V左腕・川口(オリックス)と並んで出色の存在なのが、2003年のエース服部大輔だろう。1回戦で一昨年の優勝校の日大三、2回戦で前年の優勝校の明徳義塾をともに1失点完投で退けると、3回戦では東北のエース・ダルビッシュ(カブス)と球史に残る投げ合いを展開。東北打線から17個の三振を奪い、サヨナラ負けは喫したものの、強烈な印象を刻み込んだ。

    突出したスピードや球威はないものの、ストレートは内外角のコーナーに決まり、変化球は低めのストライクゾーンからボールに落ちていく。打たない雰囲気と思えば、簡単に変化球でカウントを奪い、捕手・原とのコンビネーションで完全に主導権を奪ってピッチングを展開していた。特に、1回戦から3回戦まですべて1アウトでランナーを3塁に背負う場面があったが、いずれも相手の中軸を低めの変化球で打ち取った投球は、度胸も技術も満点のピッチング内容であった。

    ボールの力では相手のダルビッシュの方が上であったが、投手としてのトータルの力は勝るとも劣らないものがあり、No.1に推したくなるピッチャーであった。

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