• 大会No.1投手(2003年選抜) 成瀬善久(横浜)

    2020年07月19日

    徳島商・平岡(巨人)、広陵・西村(巨人)、東洋大姫路・アン、遊学館・小嶋(阪神)など好投手が目白押しだった2003年の選抜大会だったが、制球力と安定感では横浜の成瀬(ロッテ)が頭一つ抜けていたのではないだろうか。相手打者の弱点を徹底してつけるコントロールと球持ちのいいフォームからボールのキレを武器に明徳義塾、平安、徳島商と優勝候補の打線を寄せ付けなかった。

    1年下に剛速球を投げる涌井(楽天)がいたが、成長株の2年生に最後までエースナンバーが譲らなかった。最後は指の爪がはがれる不運もあって、決勝で広陵打線に打ち込まれてしまったが、本調子ならば決して同じ結果にはならなかっただろう。夏は給前擁する横浜商大に敗れたが、2003年を代表するサウスポーだったのは間違いない。