• 大会No.1投手(2006年夏) 斎藤佑樹(早稲田実)

    2020年08月29日

    2006年夏の甲子園で一世を風靡した、言わずと知れた早稲田実初優勝のエース。大会前までは好投手の一人という位置づけだったが、大会が進むにつれてその存在感は大きくなっていった。2回戦での大阪桐蔭・中田翔(日本ハム)との名勝負や決勝戦の引き分け再試合などを切り抜け、大会が終了するころには、その活躍はもはや伝説の域になっていった。

     

    選抜から下半身が沈みこむフォームに変えることでストレートの最速は149キロまでアップ。低めに落ちるスライダーと強気の内角攻めで強打者をねじ伏せていった。投げるボールだけでなく、試合の流れを読む嗅覚やフォールディングなど、投手としてのすべての能力を兼ね備えた投手であった。大会後の話では、準決勝の鹿児島工戦で力を抜いた投球を覚えたとのこと。試合を重ねるたびに、斎藤もナインも成長し、早稲田実は全国の頂点へと上り詰めた。