• 大会No.1投手(2006年選抜) 有迫亮(清峰)

    2020年07月03日

    横浜が豪打で3度目の選抜制覇を飾った2006年の選抜大会だが、大会で最も印象に残った投手は清峰の有迫であった。清峰は前年夏に初出場ながら愛工大名電、済美と強豪を連破すると、秋の九州大会でも優勝。新チームでエース番号を射止めた有迫は、清水コーチの指導の下で着実に成長し、本戦を迎えた。角度のあるストレートを右打者ならインコース低め、左打者ならアウトコースに突き刺し、相手打者を牛耳った。

    一つ先輩の左腕・古川(オリックス)と同様に強気の投球が目立ち、岡山東商、東海大相模、PL学園と優勝経験校を次々破った。特に準決勝のPL学園戦の投球は圧巻。のちにメジャーリーガーとなる前田健太(ツインズ)を相手にわずか2安打で相手打線を完封し、春夏計7度の優勝を誇る強豪を一蹴した。決勝では疲労から横浜打線に打ち込まれたが、好左腕を多く輩出した清峰の歴史の中でも屈指の左腕だったことは間違いない。