• 大会No.1投手(2012年夏) 松井裕樹(桐光学園)

    2020年07月18日

    大阪桐蔭の圧倒的な強さが光った2012年夏の甲子園だが、一投手として最高のインパクトを残したのは桐光学園の松井裕樹(楽天)だろう。桐光学園として初めて横浜高校を直接対決で下しての夏の甲子園。県大会終盤は疲労から失点を喫していた松井だったが、休養十分で迎えた1回戦の今治西戦の投球は圧巻だった。キレのあるスライダーと伸びのある真っすぐを武器に大会新記録となる22奪三振の快挙。自らホームランも放つ千両役者ぶりで初戦を飾った。

    この試合を契機に大会は松井裕樹のスライダーを中心に回りだしたといっても過言ではなかった。2回戦で対戦した常総学院は打席の中で立ち位置を前に変える戦法で、3回戦で対戦した浦添商はノーステップ打法で松井のスライダーを攻略しようとしたが、それを上回る球質で3試合連続の2桁奪三振をマーク。最後は光星学院の田村(ロッテ)、北條(阪神)の強打に屈したが、4試合で68三振を奪い、一躍全国屈指の左腕に上り詰めた。

    桐光学園 松井裕樹 22奪三振 達成 – YouTube