• 大会No.1投手(2012年選抜) 中村祐太(関東一)

    2020年07月03日

    大阪桐蔭・藤浪(阪神)や花巻東・大谷(エンゼルス)など、のちにプロで2桁勝利を挙げた投手が活躍した2012年の選抜大会。その中で2年生エースとして一躍その名をとどろかせたのが、関東一の中村(広島)だった。彼の長所を何といってもストレートの質。回転数が多く、スピンの効いたボールは打者が狙っても全くとらえることができず、バットがボールの下を通過する場面を何度も目にした。真っすぐとはこれほど怖いボールなのかと思い知らされる投球だった。

    1回戦は別府青山から13三振を奪って完封すると、その後は智辯学園・横浜と強豪を連破。特に2回戦の智辯学園戦では9回1点リードの場面で智辯の4番・小野を相手に最後まで強気の真っ向勝負を貫いて、最後はキャッチャーフライに打ち取った。準決勝では田村(ロッテ)、北條(阪神)を擁する光星学院に敗れたが、堂々の4強入りを果たし、実力を証明した。