1試合毎予想 2017年 全国高等学校野球選手権大会

【予想編】2017年夏の甲子園2回戦 済美(愛媛)vs津田学園(三重)

更新日:

済美(愛媛)vs津田学園(三重)

予想 55%  45%

 

〇10-4東筑  〇7-6藤枝明誠


対戦カード予想

打線の破壊力で少し済美に分がありそう、
ともに打線活発な両チームの対戦で、打ち合いになりそうな気配だ。

 

津田学園のエース水谷は初戦の藤枝明誠戦では藤枝明誠の並べた6人の左打者に攻略されて5回4失点で降板。持ち味を発揮しきれず悔しい思いをした。今回、済美の中心打者は右打者が多いため、外角へのスライダーを活かして好投したい。

ただ、その済美打線の「圧」は半端ではない。ホームランを放った3番亀岡に4番八塚、5番吉岡と体格のいい打者がフルスイングしてくる。7番橋本にも一発が飛び出すなど、東筑の右サイド石田を飲み込んだ。このフルスイングに惑わされず、制球していけるか、どれだけ丁寧に投げ分けられるかが重要だ。初戦2番手で好投した左腕・若林の役割もカギを握る。

 

一方、津田学園も打線は好調。特に1年生ながらスタメンに名を連ねる藤井石川の2人とトップバッターの菊池の3人の左打者の役割が大切。済美のエース八塚の決め球のスライダーを攻略したいところ。初戦サヨナラ打の2番宮木にも注目したい。5番藤井、6番久保田、7番水谷の3人で8安打したように下位打線が当たっているのは心強いところだ。

済美・八塚は初戦は雨の中で制球が乱れて4失点したが、後半は持ち直した。スライダーをきっちりコーナーに配球したい。安定感抜群の左腕・影山が試合後半に完璧なリリーフをしたのは好材料。八塚は初回から飛ばしていけるだろう。

 

済美としては名門復活の久々のチャンス。
持ち味の打撃力を発揮したい。津田学園は初の3回戦進出を狙う。

 


愛媛vs三重 甲子園対決

春 愛媛 0勝   三重2勝

夏 愛媛 4勝   三重2勝

計 愛媛 4勝     三重4勝

 

8度の対戦のうち、6度が平成に入ってからと対戦が多くなっている両県。特に平成2年から平成5年の4年間で4度も対戦し、三重と松山商の延長14回の激闘(三重がサヨナラ勝ち)など名勝負を生んだ。現在対戦成績は4勝4敗のタイ。先んずるのはどちらになるか。

 

主な卒業生

済美…福井優也(広島)、鵜久森淳志(ヤクルト)、安楽智大(楽天)

津田学園…桑原謙太郎(阪神)、出口匠(楽天)


思い出名勝負(2013年夏の甲子園2回戦)

済美

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 1 2 0 0 1 3 1 1 9
2 0 0 0 0 0 0 0 5 7

三重

 

済美  安楽

三重  若林→政木→今井

 

選抜準優勝の済美の150キロ右腕・安楽(楽天)の初戦となったこの一戦。2年生主体ながら打力の高い三重との対戦となった。

 

済美は選抜以降、連投で疲労のたまった安楽を休養させた。そのかいあってか愛媛大会では152キロを計測するなど再び復調。守備もスローイングに不安のあったショートの宇佐川をセカンドにコンバートして安定した。打線は勝負強さを増し、選抜であと一歩届かなかった全国制覇を狙っていた。

 

一方、三重高校は4年ぶりの夏出場。3番長野、4番宇都宮と2年生が主軸を務めるチームは左腕エース若林の好投もあって三重大会を圧倒。剛腕・安楽攻略に腕を撫していた。

 

試合は1回表いきなり済美がアクシデントに襲われる。打線のキーマンの1番山下が走塁中に送球を顔に受けて交代。動揺が走る。

 

その裏、三重は1番好打者の浜村がレフト前にクリーンヒット。犠打失敗となるも続く3番長野が安楽のボールをものの見事にとらえてライトオーバーの3塁打。さらに暴投で2点目を挙げて主導権を握る。

 

不運なスタートとなった済美だが、すぐに反撃。2回に4四死球と制球の定まらない若林から1点を挙げると、3回には3番宇佐川の3塁打を足掛かりに、この日大当たりとなる6番光同寺のテキサスタイムリーなどで逆転。早くもエース若林をマウンドから引きずり下ろす。

 

これで落ち着きを取り戻したか、済美・安楽は2回以降毎回ヒットは打たれるも要所を締めて好投。先輩捕手・金子の好リードもあり、中盤以降変化球を効果的に交えて0点に抑えていく。ストレートも徐々に走り出し、155キロと甲子園最速タイをマークした。

 

中盤三重の2番手の右スリークオーター政木の好投もあって試合は落ち着きを取り戻したが、先に一歩抜け出したのは済美だった。6回に2番のタイムリーで1点を加えると。7回には女房役・金子の2点タイムリー3塁打が飛び出すなど後半は毎回得点9-2と試合を大きくリードした。

 

この辺りは選抜で毎試合のように後半までなかなか援護できなかった反省を活かして打線もしっかりと安楽を援護。万全の態勢で9回裏を迎えたはずだった。

 

だが、9回裏三重高校の猛反撃に合う。最終回ということもあり、速球勝負にこだわった安楽のボールとストレート狙いを徹底した三重の思惑ががっちりフィットする。4番宇都宮、5番島田、6番小川の3連打であっという間に満塁になると、動揺した安楽が押し出し死球。1点を返す。

 

さらに、代打山口にもタイムリーが飛び出したところで、打席には1番浜村。この日3安打の好打者が外角のストレートを素直にはじき返した打球は左中間を深々と破るタイムリー2塁打。9-6と3点差に詰め寄る。さらに2番西村の犠飛で2点差に迫り、打席には初回タイムリー3塁打の3番長野。一発出れば同点の場面だったが、ここは安楽がなんとかセカンドゴロに打ち取り、済美が苦しみながら初戦突破を果たした。

 

済美はこの後3回戦で花巻東と対戦。安楽は制球重視の投球を心掛けたが、序盤から打ち込まれて苦しい展開。打線が終盤に追いつくも、延長10回に花巻東の上位打線に真っすぐをとらえられて4失点。その裏に自らの3ランで1点差に迫るも惜敗。安楽も上甲監督もこれが甲子園での最後の試合となった。

 

一方、敗れた三重だったが、新チームには長野宇都宮、世古ら主力打者と3番手で投げた今井が残り、秋の東海大会で優勝。選抜は初戦で敗れたが、そのまま一年間東海地区は無敗で駆け抜けた。3度目の正直で臨んだ夏は初戦で広陵との延長の激闘をサヨナラ押し出しで制して、念願の甲子園勝利を達成。勢いに乗って、沖縄尚学・日本文理と前年秋の神宮ファイナリストを連破して見事準優勝に輝いたのだった。

 

https://www.youtube.com/watch?v=UKMP-01poDA

 

 

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