【2016ドラフト候補】アドゥワ誠(松山聖稜➝広島)

2016年

アドゥワ誠(松山聖稜➝広島)

【甲子園戦績】

3年夏 1-2北海

2002年に愛媛大会準優勝の経験があったとはいえ、なかなか愛媛県で最後勝ちきれなかった松山聖稜の夏への扉を開いた長身投手。ちなみにお兄さんも九州国際大付で甲子園に出ている。196㎝の長身を最大限生かすため、あえて歩幅をせばめて投げているが、それでもストレートは144キロを記録。チェンジアップの切れも光る。

夏の甲子園初戦では北海に10安打を浴びながら2点に抑えたのはピンチでのギアチェンジができるから。スコアリングポジションにランナーを背負うとストレートのスピードが5キロ増しになる。この辺りは寺島(履正社)と似た長所である。送りバントで2塁封殺するなど長身投手に似合わずフィールディングもよく投手としての総合力がある。

今後も角度を活かすためこのフォームにするのか、それともストレートの威力を増すために歩幅を広げるか。即戦力にはならないが、磨けば光る原石タイプだろう。

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