大会No.1投手(1974年夏) 土屋正勝(銚子商)

1974年

2年生時から主戦として銚子商のエースを務め、怪物・江川卓(巨人)にも投げ勝った土屋正勝(中日)が最後の夏に集大成となるピッチングを見せた。初戦のPL学園戦で1失点したものの、あとの4試合はすべて完封。自慢の快速球と豊富なスタミナを武器に相手打線を寄せ付けず、この年から導入された金属バットの影響も感じさせない投球であった。また、打線もエースを強力援護し、2年生の篠塚(巨人)らを中心に5試合で29得点をたたき出した。

名将・斎藤監督に率いられ、黒潮打線を擁して何度も上位に進出しながら栄冠に手が届かなかった銚子商。最後の1ピースである「絶対的エース」を手に入れたことで優勝に手が届いた。これまで多く誕生した甲子園の優勝校の中でも間違いなく上位に位置する力を持った最強チームであり、最強エースであった。

【伝説の快速球】土屋正勝 (銚子商)投球特集 【対 作新学院】 – YouTube

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