大会No.1投手(1987年選抜) 平子浩之(関東一)

1987年

関東一を初の決勝進出に導いたのが技巧派投手・平子浩之だった。強打の捕手・三輪隆(オリックス)とバッテリーを組み、流れるようなアンダースローのフォームから繰り出す伸びのある速球とシュート、スライダーの内外を広く攻める投球が光った。現在、日大三の監督として何度も甲子園の土を踏んでいる小倉監督が当時は関東一の監督を務めていた。

 

初戦で明徳義塾と3-1と接戦で下すと、2回戦の市岡戦では4安打完封のシャットアウト勝ち。相手打線を全く寄せ付けなかった。準々決勝では八戸工大一にサヨナラ勝ちを収めると、準決勝は前年王者の池田が相手。当時選抜では3年連続で4強入りと無類の強さを誇ったやまびこ打線を相手に粘りの投球でリードを守り切り、7-4で決勝進出を果たした。

決勝戦では連続スクイズを決められるなど、PL学園の硬軟織り交ぜた攻撃にしてやられ、優勝こそならなかったが、これぞ技巧派投手という投球を見せ、大会を盛り上げた。

YouTube
作成した動画を友だち、家族、世界中の人たちと共有

 

コメント

  1. […] 大会No.1投手(1987年選抜) 平子浩之(関東一) – 世界一の甲子園ブログ… […]

タイトルとURLをコピーしました