大会No.1投手(2016年夏) 今井達也(作新学院)

2016年

戦前は履正社・寺島(ヤクルト)、横浜・藤平(楽天)、花咲徳栄・高橋(広島)の3人に注目が集まったが、大会が始まると一気に話題をかっさらったのが、作新学院の今井達也(西武)であった。制球難で秋春と県大会8強止まりだったが、コントロールのコツをつかむと一気にグレードアップ。6年連続の甲子園出場をつかんだ。

迎えた初戦は地方大会で選抜準優勝の強打の高松商を破った尽誠学園が相手。しかし、今井の力感のないフォームから繰り出す伸びのあるストレートがコーナーにビシバシ決まると、尽誠の打者は手も足も出ない。プロのスカウトに「これはものが違う」と言わしめる投球で完封勝利を飾った。その後も花咲徳栄・高橋や木更津総合・早川といった大会屈指の好投手に投げ勝ち、伝統校に54年ぶりの優勝をもたらした。

現在は西武ライオンズの若きエースとして球界の頂点に立つ日をファンは待ち望んでいる。

今井達也 作新学院 甲子園での奪三振集 – YouTube

コメント

タイトルとURLをコピーしました