2021年選手権1回戦予想 日本航空vs東明館

2021年

2021年選手権1回戦

日本航空vs東明館

58% 42%

 

春季関東大会で選抜覇者の東海大相模を下して勢いそのままに13年ぶりの代表切符をつかんだ日本航空と春夏通じて初出場となる東明館の対戦。総合力で日本航空がやや有利か。

 

日本航空は188㎝の長身から投げおろすヴァルデナと安定感のある小沢のW左腕を中心に投手陣は強固。準決勝の東海大甲府戦こそ失点が多くなったが、そのほかの試合は4試合で3点しか許していない。総計6人の投手を擁しており、連戦や試合終盤にも不安がないのが強みだ。

対する東明館の打線は、やや力強さに欠ける感は否めないが、そのぶん相手のミスや四死球を得点に絡めるうまさがある。攻撃型の2番久保をうまく活かして足で相手守備陣をかく乱できれば、得点のチャンスを広がってきそうだ。県大会同様に少ないチャンスを確実にものにしたい。

 

一方、東明館の軸はなんといってもエース今村だろう。低めにテンポよく変化球を集める投球で内野ゴロを打たせ、1試合平均の失策が1の堅い野手陣が守り抜くのが必勝スタイル。今村が崩れてしまうとチームが瓦解するため、勝利には今村の好投が絶対条件だ。

対する日本航空の打線はチーム打率2割9分4厘の数字以上に破壊力を秘める。特に4ホームランを放った6番和田、勝負強い7番土橋が当たっており、下位まで切れ間がないのが特徴。長打攻勢で一気に試合を決めるパターンも持っており、相手投手にとっては息の抜けない打線だ。

 

東明館としてはエース今村が4点以内に日本航空打線を抑え込まないと勝機は薄いか。日本航空としては今村の打たせて取る投球にはまらずに早めにセーフティリードを取れれば、勝つ確率はかなり高くなってきそうだ。

 

主なOB

日本航空…松本拓也(近鉄)、八木智哉(日本ハム)、芦沢明(巨人)

東明館…原泰久(キングダム作者)

 

山梨 佐賀

春  0勝  0勝

夏  2勝  2勝

計  2勝  2勝

対戦成績は夏のみで2勝2敗のタイ。1987年は佐賀工・江口(ダイエー)が快速球で選抜4強の東海大甲府打線をねじ伏せ、8回にホームスチールで奪った勝ち越し点を守り切って2-1で勝利を収めた。一方、1990年は甲府工打線が当時2年生だった佐賀学園の若林(中日)を攻略。19安打の猛攻を見せ、12-7で初戦を飾った。果たして、今回はどちらに軍配があがるか。

2021年選手権1回戦 日本航空vs東明館(1日目第3試合) – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

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