2022年選抜1回戦予想 浦和学院vs大分舞鶴

2022年

2022年選抜1回戦

浦和学院vs大分舞鶴

58% 42%

 

栄えある開幕カードを引き当てた浦和学院と大分舞鶴。独特の緊張感が漂う中、本来の力を発揮するのはどちらのチームか。

 

浦和学院のエースは左腕・宮城。昨夏の甲子園での登板イニングは少なかったが、夏の埼玉大会では実質エース格としてチームを牽引した。もともとキレのあるストレートはスピードも増してきており、攻略は容易ではない。ショート兼任の金田はスライダーを武器とする技巧派右腕で、こちらも計算が立っており、投手陣全体で大きな不安はない。

勝利のためにはその浦和学院投手陣の攻略が至上命題となるのが、大分舞鶴の打線。昨秋は犠打を多用せずに打ってつなぐ野球で、大島の好左腕・大野も苦しめた。3番都甲、4番甲斐を中心に長打力のある打者並んでおり、宮城の質のいい真っすぐをとらえられれば面白い展開になる。4~5点は目標にしたいところだ。

 

一方、大分舞鶴の投手陣は右腕・奥本が安定している。これといった武器はないものの、コントロールよく打たせて取る投球で、試合を壊さない安定感が光った。冬場の練習を超えてスピード、球威がどこまでアップしているか。2番手には速球派右腕の野上も控えている。昨秋の戦いでは明豊など強豪校と渡り合っており、名前負けはしないはずだ。

対する浦和学院は監督が森士監督から息子の森大監督に代わって、より攻撃的な野球にシフトしてきている。金田・伊丹・高山の中軸を中心に長打力を秘めており、チャンスで一打を出す自信を持つ。下位には打撃もいい宮城が控えており、上位から下位までスキのない打線は出場校中でも上位レベルだろう。昨夏は不発に終わった強力打線だが、この春は全開と行きたい。

 

総合力で浦和学院が上回るのは間違いないだろう。大分舞鶴としては磨き上げてきた打力で宮城をはじめとする浦和学院投手陣をとらえ、慌てさせたい。

 

主なOB

浦和学院…鈴木健(西武)、三浦貴(巨人)、坂元弥太郎(西武)、小島和(ロッテ)、渡邉勇太郎(西武)

大分舞鶴…南こうせつ(ミュージシャン)、杉瀬薫(ゴルフ)、今泉清(ラグビー)、白方秀和(フットサル)、末松勇人(バスケットボール)

 

埼玉 大分

春  0勝  1勝

夏  0勝  1勝

計  0勝  2勝

対戦成績は大分勢が2勝0敗とリード。第50回大会では伝統校・津久見が選抜優勝の大宮工を7-3と撃破。強力打線が優勝投手・吉沢を攻略した。2度目の対戦は1999年夏。投打二刀流で注目された鳥谷敬(阪神)を擁する聖望学園に対し、こちらも伝統校の日田林工が相手のミスに付け込むしたたかな野球で5-3と逆転勝ちを収めた。

過去2度はいずれも前評判で埼玉勢の方が優位だったが、勝ったのは大分勢であった。今回も浦和学院の方が前評判が高いとは思うが、果たして結末やいかに…

コメント

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