
【甲子園戦績】
3年夏
〇 不戦勝 宮崎商
〇 5-3 高松商
〇 9-1 石見智翠館
〇 5-1 近江
〇 9-2 智辯学園
智辯和歌山を3度目の全国制覇に導いたエースが、ハイレベルな東都リーグでもまれ、ドラフト上位候補に浮上した。
高校時代は、2年秋の大会で本格派右腕・小園(DeNA)と好捕手・松川(ロッテ)のバッテリーを擁する市立和歌山に屈辱の3連敗を喫し、その悔しさをばねにチームは成長。攻撃力はもちろんだが、相手に1点もやるまいとする智辯和歌山の投手陣の成長も素晴らしかった。そのなかでも、エース中西の投球は素晴らしく140キロ台後半の速球と多彩な変化球を投げ分ける、そのピッチングは、高卒でプロ志望届を出しても、間違いなく指名はあっただろう。
その後、大学に進学してからは、下級生時代こそ出番が少なかったものの、3年秋ではエースとして6勝をマーク。さらに4年春も6勝を記録し、四死球が半減したようにコントロールもさらに良くなった。速球とフォークを武器に空振りの取れるパワーピッチングは、現代のプロ野球にもあっている印象で、十分通用するだろう。果たして、どの球団が指名するのか。
2021年選手権3回戦 智辯和歌山vs高松商(11日目第2試合) | 世界一の甲子園ブログ
2021年選手権準々決勝 智辯和歌山vs石見智翠館(13日目第2試合) | 世界一の甲子園ブログ
2021年選手権準決勝 智辯和歌山vs近江(14日目第1試合) | 世界一の甲子園ブログ


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