
【甲子園戦績】
3年夏
● 0-1 京都国際
東京6大学を代表する、スレンダーエースがプロ志望届を提出した。高校時代から非常に評価が高く、キレのあるボールを抜群のコントロールで内外角に投げ分け、相手打者を手玉に取った。3年夏の甲子園での京都国際・森下(DeNA)との息詰まる投手戦は、まだ記憶に新しいファンも多いだろう。
クレバーな投球術は、その後、勉強でも生かされ、AO入試で難関の慶応大に合格。入学後は、1年生から神宮のマウンドに立ち、この4年間、名門の不動のエースとして君臨してきた。速球に多彩な変化球をうまく織り交ぜる投球術を持っており、一つ一つのボールというよりは、その総合力の高さで評価すべき投手だろう。
21世紀になってから一時期は、慶応卒のプロ野球選手に元気がない時代もあったが、ここ数年はヤクルト・木澤、日本ハム・郡司、中日・山本、ヤクルト・矢崎、ソフトバンク・柳町など活躍する選手がどんどん出てきている。外丸もこの流れに乗れるか、まずはドラフト会議を楽しみに待ちたい。


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