投打の中心として学法石川を選抜の舞台に導いた立役者。1年生ながら秋季大会では投手に捕手に大車輪の活躍を見せ、シュアな打撃でもチームを牽引した。選抜前に不運な事故があり、本戦では代打の一打席のみだったが、その野球センスの高さは誰もが認めるところだ。特にバッテリーを経験したことによる、相手の配球の読みは、大きな武器となっている。
遠投110メートルの強肩、広角に打ち分けられる打撃技術、相手をかき回す走塁といくつも武器を持ち、名将・佐々木順一郎監督のもとでもまれた逸材。ここ3年で育成枠とはいえ2人が指名を受けている学法石川から、今年も高卒プロ入りを輩出する可能性は高そうだ。
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