
【甲子園戦績】
2年夏
● 4-8 掛川西
昨夏の甲子園、リリーフ登板で140キロ台後半の速球を連発し、一躍注目の的となったのが、柳澤拓輝であった。強打の掛川西打線に対し、打者2巡目からは捕まってしまったもの、立ち上がりは勢いづいていた相手を伸びのある速球で完全に沈黙させた。流れるような投球フォームから繰り出す回転のいい速球は、高い将来性を感じさせたものだ。
最後の夏は初戦で東海大甲府の好左腕・鈴木(同じくプロ志望届を提出)との投げ合いになったが、見事に投手戦を制して、完投勝ち。最後は決勝で、この夏4強入りを果たした山梨学院に惜敗したものの、全国屈指の強力打線を相手に計6回を投げて3失点と地力の高さを見せた。自慢の速球を武器に、プロの舞台へと駆け上がれるか、楽しみな投手だ。


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