2019年の選抜大会で決して前評判の高くなかった習志野を決勝まで導いたのがリリーフエースの飯塚脩人であった。右サイドハンドの岩沢、左腕の山内という技巧派の2人が先発をし、そのあとを受けて飯塚がマウンドに上がった。最速140キロ台後半の速球は伸びがあり、高めの速球の前に各打者のバットが次々と空を切った。
2回戦では世代No.1と称された星稜のエース奥川(ヤクルト)に投げ勝つと、その後も市立和歌山、明豊といった強豪を相手にビハインドの展開で登板。自慢のストレートで相手打線を封じ込め、チームを決勝に導いた。決勝では東邦の石川(中日)に右中間スタンドに叩き込まれたが、夏2度の優勝を誇る古豪に選抜の躍進をもたらしたのは間違いなく飯塚の右腕であった。
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