水戸商のチャンスの場面で流れる応援歌。南国を思わせるような乗り乗りのアンサンブルで、球場を一気に水戸商ムードに落とし込む。1990年代は夏8強1回、選抜準優勝1回と名将・橋本監督に率いられて強さを発揮。木内監督率いる常総学院を向こうに回して堂々と渡り合い、2000年夏の決勝では直接となった決勝で終盤に3点差をひっくり返すなど、この時期はむしろ常総が水戸商を苦手としているイメージがあった。
中でもやはり印象深いのは1999年の選抜大会。関東5番目の選出ながら、アンダースローの右腕・三橋を軸に守り勝つ野球で快進撃。2回戦で強打の日大三を4安打完封して波に乗ると、その後も東海王者・海星や伝統校・今治西に快勝して決勝まで勝ち進んだ。パワーを兼ね備えた打線も強力で、強豪の風格十分のチームであった。
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