山崎颯一郎（敦賀気比）
【甲子園戦績】
2年春 〇3-0 奈良大付
〇2-1 仙台育英
〇4-3 静岡
〇11-0大阪桐蔭
〇3-1 東海大四
2年夏 〇4-3 明徳義塾
●3-8 花巻東
3年春 〇1-0 青森山田
●1-2 海星
下級生時から東監督の期待を背負っていた北陸のダルビッシュ。1つ上の先輩に平沼（日本ハム）がいたため、全国デビューは2年夏だった。平沼が序盤から打ち込まれる苦しい展開の中、5回にマウンドに上がると2イニングをパーフェクトに抑えて4奪三振。強力打線をMAX１４４キロの真っすぐで完璧に抑え込んだ。
新チームになるとエースになり、北信越大会優勝、明治神宮大会準優勝。188㎝の長身を生かした角度のある真っすぐでバッターを抑え込んだ。しかし、決勝では高松商業戦でフィールディングのミスが響き終盤に大量8失点。新たな課題を抱えて冬トレに臨んだ。
そして、選抜では2試合で2失点の力投。角度のある真っすぐを内外角に投げ分け、試合の中でスピード差もつけて翻弄した。内角の真っすぐでバントさえさせない場面もあった。体重移動がスムーズになり、左ひざのわれもなくなって無理のない投げ方になった。
最後の夏はまさかの初戦敗退となったが（坂井に延長15回2-4で敗戦）、それでも評価は下がることなくプロも注目の逸材である。ダルビッシュ以降、大谷・藤浪と長身投手のモデルとなる選手も増えてきており、山崎も順調に階段を上っていきたい。
選手のその後
オリックスから6位指名。
トミージョン手術など順風満帆とは言えませんが、
今後かならず成功を予感させてくれる選手です。
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