ジョックロック(智辯和歌山)

応援歌

ご存じのように、智辯和歌山の魔曲である。アメトークや熱闘甲子園でも紹介されておなじみとなった応援歌であり、試合終盤の智辯和歌山のチャンスの場面、それもここぞという場面で演奏され、数々の逆転劇につながった。何か不穏なことが起こりそうなイントロから始まり、選手の名前を連呼するスタイルは味方にとっては頼もしいことこの上ないだろう。

特にフォーカスされるのは2000年夏の柳川戦。優勝したこの大会でも一番負けそうな展開だったが、ジョックロックのリズムに乗って8回裏に武内(ヤクルト)、池辺のホームランで一気に4点差を追いついた。それまで春夏1度ずつの優勝経験はあったが、数々の大会の打撃記録を塗り替えたこの優勝で智辯和歌山がさらにワンランク上の強豪になったことは間違いない。元をたどれば、前年秋の近畿大会で初戦敗退しながら選抜に選出されており、まさに運命が智辯和歌山に微笑んだ一年となった。

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