大会N0.1投手(1976年夏) 酒井圭一(海星)

1976年

長崎県で唯一優勝投手となったのは清峰の今村猛(広島)だが、長崎県史上最高の投手と言えば、海星の「サッシー」こと酒井圭一(ヤクルト)を思い出す人が多いのではないだろうか。ネス湖の怪物「ネッシー」にあやかってニックネームをつけられた怪物投手は県大会で試合開始から16連続三振をマークするなど、他を寄せ付けない快投を披露して甲子園に勝ち上がってきた。

恵まれた体格から繰り出す力のあるストレートを武器に初戦で伝統校・徳島商に競り勝つと、3回戦では選抜優勝の崇徳と対戦。優勝投手でのちにプロで同僚となる黒田真二(ヤクルト)との投げあいを1-0と僅差で制し、その勢いのまま長崎県勢初のベスト4まで勝ち進んだ。最後は試合巧者のPLにサヨナラ負けを喫したが、大会No.1の球威を誇る剛腕投手であった。

長崎県ベストセレクション 海星 対 崇徳 – YouTube

コメント

タイトルとURLをコピーしました