秋優勝…唐津商
春優勝…佐賀商
秋春と上位校がすべて入れ替わっており、本命不在の様相を呈している。そんな中、優勝争いの中心になりそうなのは、春季大会を制した佐賀商になるか。
佐賀商は、春の大会で主力を欠きながらも優勝し、層の厚さを示した。東條・溝口と二人の安定した右腕を擁しており、失点が計算できるのは心強い。ディフェンス陣も内外野とも堅守を誇っており、守りから崩れる心配はないだろう。ここに、故障組の正捕手・立花や強打のショート古川が戻ってくれば、打線のテコ入れもできそう。伝統校が2018年以来の優勝を狙う。
対抗馬として挙がるのは、こちらも投手力に定評がある有田工か。近年は隔年で出場を続けており、周期的には今年甲子園に帰ってきそうな巡りだ・大型左腕の田中かキレのある速球が武器で、相手打者のバットが差し込まれる場面が目立つ。後ろには中村、山田とともに140キロ台の速球を誇る右腕がおり、投手層の厚さでは県内随一だろう。打線は主将・畑元という軸がいるだけに、ここにどうチャンスで回していくかがカギだ。
その他、No.1右腕とも言われるエース竹谷を擁する鳥栖商、昨夏の甲子園メンバーが残る佐賀北、打線が自慢の早稲田佐賀なども虎視眈々と優勝を狙う。
2021年代表…東明館 初戦敗退
2022年代表…有田工 初戦敗退
2023年代表…鳥栖商 2回戦進出
2024年代表…有田工 初戦敗退
2025年代表…佐賀北 2回戦進出
ここ5年間の代表を見ても、やはり投手力を中心とした「ディフェンス主体」のチームが多い印象だ。しっかり守って、1点1点積み重ねる野球には、2007年に旋風を巻き起こした佐賀北の野球がモチーフになっている感がある。2023年には鳥栖商が初出場で逆転サヨナラ劇を演じ、2回戦では敗れはしたものの、強打・日大三に善戦。V候補相手でも守りきれれば勝機を見出せるという、お手本になるような戦いぶりだった。今年の代表がどんな戦いを見せるのか、今から楽しみだ。


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