2026年選手権代表予想 和歌山県

2026年

秋優勝…智辯和歌山
春優勝…近大新宮

秋の近畿大会準優勝の智辯和歌山を、好投手を擁する市立和歌山が追いかける展開になりそうだ。

智辯和歌山は、昨年の選抜準優勝を経験した捕手・山田、スラッガー荒井と攻守で「核」になる選手がいるのが強み。特に、山田は入学前から注目されていた逸材であり、プロ野球の捕手として生き抜いた中谷監督の「帝王学」を学び、投手陣のリードに生かしてきた。昨秋の県大会の近代新宮戦で8回に8失点を喫した苦い経験も糧となっており、エース右腕・和気、好左腕・米原の左右2枚看板を盛り立てる。打線は、強打の荒井を2番に置くことで、初回から複数得点をもくろむことができ、一発で試合展開を変える力を持つ。和歌山はもちろん、全国でも上位を狙えるチームだろう。

対抗一番手は、やはり大エース丹羽を擁する市立和歌山になるだろう。最速150キロを超す速球の威力は、和歌山はおろか近畿地区でも屈指のものがある。ただ、制球に難があるのは不安材料であり、昨秋の近畿大会の大阪桐蔭戦、今春の智辯和歌山戦といずれも四死球から崩れた。フォークボールとの縦のコンビネーションを活かすためにも、速球が暴れないようにしたいところ。また、主砲・森本を中心とする打線は、チャンスを逃さずに得点に結びつけたいところだ。

また、昨秋の県大会で上記2校を下した近代新宮、監督交代で再起を図る伝統校・箕島、下級生主体で勢いのある和歌山東も注目だ。

2021年代表…智辯和歌山  優勝
2022年代表…智辯和歌山  初戦敗退
2023年代表…市立和歌山  2回戦進出
2024年代表…智辯和歌山  初戦敗退
2025年代表…智辯和歌山  初戦敗退

智辯和歌山が2021年に21年ぶり3度目の選手権制覇を果たしたが、その後は苦戦が続いている。2022年、2024年、2025年といずれも優勝候補に挙げられる戦力を擁していたが、2022年は国学院栃木の徹底した研究に苦しみ、2024年、2025年は相手の軟投派左腕を打ち崩せなかった。2025年選抜で準優勝を果たしたように、結果を残している大会もあるが、やはり初戦が鬼門になっている様子だ。一方、県内で2強とされる市立和歌山は、持ち味のディフェンシブな野球でしぶとく勝ちを拾っている印象が強い。今年もこの2校を中心とした争いになりそうだ。

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