2026年選手権代表予想 愛媛県

2026年

秋優勝…松山聖陵
春優勝…新田

春の県大会、四国大会を制した新田が優勝候補筆頭。その後を、秋優勝の松山聖陵が追う展開になりそうだ。

新田は、春の四国大会を決して圧倒的に勝ち上がったわけではないが、ここぞという場面でエース築山が踏ん張れたことが大きかった。最速144キロを誇る速球を投げ、もともとポテンシャルは高かったが、夏を前に「打たれ強さ」というファクターがプラスされたことは大きい。また、急造捕手だった宇都宮が台頭したことも大きく、夏は正捕手の得居と捕手2枚体制を敷けそうだ。打線は、1番酒井をはじめとして昨年からの経験豊富なメンバーが多数残っており、得点力も計算が立つ。春以降、チームとして理想的な成長曲線を描いている。

追いかける松山聖陵は、秋春と自慢の攻撃力を武器に優勝、準優勝を果たしており、この1年間のトータルで見ると、最も安定した成績を残しているチームだ。打力がものを言う夏の戦いにおいては大きなアドバンテージを持っていると言えるだろう。特に、春は故障者がいながらも、1試合平均8点以上をたたき出しており、全体的に層が厚い。課題とされた投手力は継投に活路を見出しかけており、夏は2016年以来となる甲子園出場を狙う。

その他、投手層が厚い聖カタリナ、エース左腕・榊原に期待がかかる今治西、優勝した新田に最も善戦した宇和島東にも注目が集まる。

2021年代表…新田     2回戦進出
2022年代表…帝京五    初戦敗退
2023年代表…川之江    初戦敗退
2024年代表…聖カタリナ  初戦敗退
2025年代表…済美     初戦敗退

かつて夏の甲子園最高勝率を誇った愛媛県だが、ここ5年間で勝利は2021年の新田の1勝のみと、少し寂しい結果に終わっている。県内からの人材流出もあり、全盛期の松山商のように有力選手がこぞって入学するのは難しい状況だ。ただ、戦いぶりを見ると、2024年の聖カタリナや2025年の済美はいずれも善戦を見せており、決して力の差が大きいわけではないだろう。野球発祥の地と言われる愛媛の代表として、今年こそ初戦を突破したいところだ。

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