秋優勝…九州国際大付
春優勝…飯塚
神宮王者の九州国際大付がV候補筆頭。他の強豪校に対し、頭一つ抜けている印象だ。
九州国際大付は、春までは2年生左腕・岩見と右腕・渡邉の2枚看板だったが、春以降は岩見が大きく成長。制球にやや課題を残し、選抜は消化不良に終わったが、春の九州大会では安定した投球で強豪校を封じ込めた。もともと長身からの球威と角度には定評があるだけに、コントロールが身につけば鬼に金棒だ。また、打線は選抜で不在だった1番牟禮が復帰し、本来の形が戻ってきた。城野、吉田をはじめとした中軸打者の負担が軽減され、初回から相手に圧力をかける。全国トップクラスの総合力を誇る強豪が選抜のリベンジに燃える。
対抗一番手は、春の県大会を制した飯塚になるか。もともとディフェンスに定評があるチームカラーであり、今年も岩崎・藤井の2枚看板を中心に失点は計算できる。かつては、2008年、2012年と出場経験があるが、その時も強打のチームが多い中で、好投手を中心にした守りの野球で勝ち抜いた経緯がある。九州大会でも強豪相手に善戦しており、全国クラスの力はあるだろう。
その他、波多江・松田と同じく力のある2枚看板を擁する福岡大大濠、深町-平山の注目バッテリーが引っ張る東筑、本格派右腕を擁する九産大九産や沖学園も注目だ。
2021年代表…西日本短大付 初戦敗退
2022年代表…九州国際大付 3回戦進出
2023年代表…九州国際大附 初戦敗退
2024年代表…西日本短大付 3回戦進出
2025年代表…西日本短大付 3回戦進出
ここ5年間は西日本短大付と九州国際大付が代表の座を分け合っている。ともに福岡県らしいスケールの大きなチームであり、九州国際大付・佐倉や西日本短大付・佐藤といった豪快に振りぬいて長打を狙う打者が顔をそろえた。一方、投手に関しては技巧派の好投手が多い印象だ。九州国際大付の2022年のエース左腕・香西は、ストレートのスピードが120キロ台ながらも、緩急と抜群のコントロールで相手打線を翻弄。2025年の西短の中野・原の2枚看板も安定した投球を見せた。ここ5年で3度はじき返されている8強の壁を今年こそ超えたいところだ。


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