秋優勝…桐生第一
春優勝…健大高崎
3年連続出場を目指す健大高崎がV候補No.1。投打に充実した選手層を誇り、頭一つ抜きんでている。
健大高崎は、全国的にもV候補に挙げられた昨年と比べると、さすがに戦力はダウンしたかと思われたが、どっこい今年もその実力は全国トップクラスだ。昨年の甲子園をスタメンで経験した1番石田雄は、打も走も兼ね備えた、まさに健大野球の申し子とも言える存在。彼が出塁してかき回すと、中軸には大岩、佐藤、石田翔とパワーヒッターがずらり並ぶ。長打力に限って言えば、甲子園で結果を残した一昨年・昨年を上回るかもしれない。投手陣に関しては、2年生エース石垣が伸び盛りだが、まだ好不調の波も見受けられる。佐藤、石田翔と野手兼任の選手たちがいかにサポートできるかがカギだろう。
打倒・健大高崎の一番手に上がるのは、1999年の優勝校・桐生第一か。ここは、県下随一の好捕手・森田の存在が大きい。抜群のインサイドワークと強肩を武器に、グラウンド内を制圧し、ハイレベルな今年の投手陣の良さを引き出す。健大高崎の機動力に対しても、好きにはさせない構えだ。その投手陣は、安定感のある小黒、左腕・長岡、速球派の井原とタイプの違う投手を3人擁し、いずれもエース級の力がある。一方、打線は小倉・松島と中軸に力があり、得点力は低くないが、王者打倒へカギを握るのはやはり攻撃陣ということになりそうだ。
その他では、春季大会で健大高崎に善戦を見せた高崎商大付、長身左腕・田村の投球に注目が集まる関東学園大付、昨年からのメンバーが多く残っていて経験値の高い前橋商も上位校を食わんと牙を研いでいる。
2021年代表…前橋育英 初戦敗退
2022年代表…樹徳 初戦敗退
2023年代表…前橋商 初戦敗退
2024年代表…健大高崎 2回戦進出
2025年代表…健大高崎 初戦敗退
選抜では2024年に健大高崎が初優勝を果たしたように、安定した結果を残しているが、夏は意外にも初戦敗退が1回だけ。特に、近畿勢に相性がよくなく、2021年の前橋育英、2025年の健大高崎と高い投手力を擁していたが、苦手の京都勢に敗れる結果となった。健大高崎、前橋育英、桐生第一の私学3校がリードする中、2022年には樹徳、2023年には前橋商と出場を果たしたのは立派。県全体の野球レベルが上がっていることの証拠だろう。前橋育英の初出場初優勝以来、13年の時が経つが、次に栄冠をつかみ取るのはどのチームになるだろうか。


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