2014年

甲子園では各地区ごとに好不調が如実に表れるのが、見ているファンにとって興味を引くところだ。好調な地区では、一度勝ちだすと、地区内で「うちが一番先に負けられない」との意識が出てきて、簡単には負けなくなる相乗効果を生み出すことがある。そんな相乗...

広島新庄（広島） 1 山岡 10 舟橋 2 田中啓 11 佐々木 3 熊田 12 藤原 4 西島 13 土屋 5 奥田慎 14 奥田豊 6 中林...

星稜（石川） 1 岩下 10 村中 2 横山 11 今村 3 村上 12 高山 4 中村 13 中谷 5 梁瀬 14 相原 6 虎谷 15 ...

右投手　岸潤一郎（明徳義塾） 1年生から通算で3度目となった甲子園の大舞台。最終学年を迎え、大きく成長した姿を見せた。2年生時に一度サイドスローを経験したことで磨いた内角への制球力、スピードよりキレを追及して高めた直球の質。鋭...

右投手　飯塚悟史（日本文理） 日本文理の絶対的エースとしてチームを4強に導いた飯塚悟史（DeNA）。日本文理史上最高の投手と評しても過言ではないだろう。力感のないフォームから繰り出す切れのあるストレートにカットボール、スライダ...

昨年は優勝候補が次々序盤に敗れる中で前橋育英の初優勝に沸いた。今年はどのチームが栄冠に輝くのか。 トップ集団を形成するのは、東海大相模・大阪桐蔭・龍谷大平安・沖縄尚学・日本文理・明徳義塾の6校だろう。

神宮大会決勝は歴史に残る逆転劇となった。8-0と日本文理の一方的な試合になっていたが、7，8回だけで沖縄尚学が9得点し、逆転。奇跡の逆転優勝を飾った。選抜もおそらくはこの2校を中心に優勝争いが回りそうだ。

25年ぶりの近畿勢同士の決勝となった今大会は龍谷大平安の選抜初優勝で幕を閉じた。昨秋の近畿大会準決勝の再戦となったが、再び軍配は平安に上がった。ＯＢたちの悲願であった優勝に原田監督も感無量の表情だった。

大阪桐蔭―三重の決勝となった今大会は最後まで1点を争う好ゲームの末、大阪桐蔭が2年ぶり4回目の優勝を飾った。これでここ7年で3度目の夏優勝。黄金時代の到来を予感させる。