【好投手列伝】広島県篇記憶に残る平成の名投手 1/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
【好投手列伝】広島県篇記憶に残る平成の名投手 3/3 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
川本大輔(広陵→巨人)

3年春 2000年
1回戦 〇 3-2 竜ケ崎一
2回戦 ● 0-3 柳川
秋の公式戦で投球回数以上の奪三振を記録した右サイド右腕。優勝候補の一角として挑んだ選抜では初戦で竜ケ崎一の好投手・染田に打線が苦しむも終盤に自ら勝ち越しのタイムリー内野安打を放って逆転勝ちを収めた。躍動感のあるフォームから繰り出す切れのあるボールで内外を丁寧に突き、初回の2点のみで踏ん張った。
2回戦で柳川の剛腕・香月(近鉄)との投げ合いに敗れたが、終盤まで0-0の投手戦を展開。伝統校のエースとして存在感を示した大会だった。
[プロ 野球 ハイライト] 2000 第72回 選抜ハイライト 広陵V竜ヶ崎一 – YouTube
瀬王由太(如水館)

3年夏 2001年
1回戦 〇 8-4 金足農
2回戦 ● 3-4 東洋大姫路
継投策が得意な如水館・迫田監督だが、2001年のエース瀬王に対する信頼感は抜群だった。右サイドから内外角にテンポよく投げ込み、初戦の金足農戦は終盤まで1失点の好投。相手の金足農・佐々木大が本格派ながら制球を乱して敗れたのとは対照的だった。2回戦は東洋大姫路との接戦に敗れたが、追いつ終われつの好ゲームであり、リリーフで登板した瀬王の好投も光った。
[プロ 野球 ハイライト] 【熱闘甲子園】 2001 第83回 如水館VS金足農 – YouTube
和田毅(広島商)

3年春 2002年
1回戦 〇 6-3 樟南
2回戦 〇 1-0 鵡川
準々決勝 ● 1-19 鳴門工
和製ランディージョンソンの異名をとった左サイドスロー。独特のフォームから繰り出されるボールは力強く、初戦は好投手・岩崎を擁する樟南に初回の3点のみで完投した。続く2回戦は21世紀枠ながら初戦で12得点を挙げた強打の鵡川。打線が2回に挙げた1点のみに抑えられる中、フルスイングしてくる鵡川打線をうまくかわしていき、1-0の完封勝利を飾った。広島商の守りの野球を体現した好投手だった。
西村健太郎(広陵→巨人)

2年春 2002年
1回戦 〇 4-0 中京大中京
2回戦 ● 3-5 報徳学園
2年夏 2002年
2回戦 〇 3-2 日本航空
3回戦 〇 7-2 中京
準々決勝 ● 2-7 明徳義塾
3年春 2003年
2回戦 〇 8-1 旭川実
3回戦 〇 6-0 遊学館
準々決勝 〇 4-2 近江
準決勝 〇 5-1 東洋大姫路
決勝 〇 15-3 横浜
2年生の選抜から4季連続出場で広陵の黄金期を支えた大エース。重いスライダーとスライダーを武器に2年生時から好投を見せていたが、選抜では報徳学園、夏は明徳義塾とともに優勝校に敗れた。最終学年になって迎えた選抜では、捕手・白浜(広島)との黄金バッテリーで5試合を投げ抜き、すべて3失点以内にまとめて優勝に導いた。
遊学館・小嶋(阪神)、東洋大姫路・アン、横浜の成瀬(ロッテ)、涌井(西武)など多くの好投手とぶつかったが、安定してアウトロー低めに球威のあるボールを集める西村の安定感が一枚上であった。最後の夏は岩国の内角封じの前に敗れたが、高校球界を代表するエースであった。
岩国vs広陵 2003年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
西村健太朗vs小嶋達也 広陵×遊学館 2003年 春のセンバツ 高校野球 – YouTube
野村祐輔(広陵→広島)

3年春 2007年
1回戦 〇 2-1 成田
2回戦 〇 5-3 北陽
準々決勝 ● 1-7 帝京
3年夏 2007年
1回戦 〇 5-4 駒大苫小牧
2回戦 〇 14-2 東福岡
3回戦 〇 8-2 聖光学院
準々決勝 〇 7-1 今治西
準決勝 〇 4-3 常葉菊川
決勝 ● 4-5 佐賀北
最後は佐賀北のがばい旋風の前に敗れたが、大会を通して抜群の安定感を誇ったのが広陵の野村祐輔(広島)だった。抜群の制球力でストレートとスライダーを操り、たまにスローカーブは交えるものの、ほぼこの2球種で勝負できる投手だった。
選抜では準々決勝で帝京を相手に初回6失点で敗退。前年秋にこの両チームは対戦しており、帝京打線は野村から11安打を放つも、スライダーは1本もヒットにできずにサヨナラで敗れていた。その借りを返さんと、帝京打線は初回から野村のスライダーを狙い打ち、中村晃(ソフトバンク)、杉谷翔の2ホームランで早々と勝負を決めた。この教訓を活かし、この夏は立ち上がりの失点はゼロ。春から夏にかけて成長した姿を見せた。
佐賀北vs広陵 2007年夏 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
有原航平(広陵→日本ハム)

3年春 2010年
1回戦 〇 7-6 立命館宇治
2回戦 〇 1-0 宮崎工
準々決勝 〇 5-1 中京大中京
準決勝 ● 9-14 日大三
3年夏 2010年
2回戦 ● 0-1 聖光学院
前年秋の中国大会では4強止まりだったが、戦前から広陵の評価は非常に高いものがあった。その一番の要因はエース有原の存在。やや立ち投げのフォームながら、長身からの角度と威力のあるストレートを武器に、2回戦では宮崎工を完封、準々決勝では前年の王者・中京大中京を終盤まで無失点に封じ込め、4強入りを果たした。
捕手・新谷との息の合った配球も光り、特に2回戦の宮崎工戦では同じ球種をあえて何球も続けることで、相手打者を手玉に取った。準決勝では雨中の打撃戦の末に日大三に敗れたが、大会での残したインパクトは絶大。2007年春夏連続出場以来遠ざかっていた甲子園で、広陵を輝かせた立役者であった。


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