【好投手列伝】徳島県篇記憶に残る平成の名投手 1/2 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)
大和威光(小松島)

3年夏 2003年
2回戦 〇 9-1 旭川大
3回戦 ● 5-6 桐生第一
徳島大会準決勝で前年代表の鳴門工、決勝で選抜4強の徳島商を下した小松島。2003年度の地方大会のサプライズの一つだったが、エース大和の安定感ある投球と勝負所で長打を放つ打線がかみ合い、決してフロックではなかった。大和は右アンダーハンドから繰り出すシンカーを武器に、甲子園初戦では旭川大打線から2桁三振を奪い、1失点完投。3回戦で桐生第一の集中打の前に敗れたが、この試合も失点があったのは1イニングのみ。安定感あふれる投手であった。
[プロ 野球 – ハイライト動画] 【熱闘甲子園】2003桐生第一VS小松島 – YouTube
田中暁(鳴門工)
2年春 2004年
1回戦 ● 0-10 秋田商
3年夏 2005年
1回戦 〇 14-3 宇都宮南
2回戦 〇 6-0 丸亀城西
3回戦 〇 10-3 高陽東
準々決勝 ● 6-7 駒大苫小牧
鳴門工を3年ぶりの夏8強に導いた左腕。2年生時の選抜では希望枠で出場した秋田商に0-10と完敗を喫する苦い記憶があったが(もっともこの年の秋田商は一般枠で出てもおかしくないほどの力を持ったチームだった)、この試合を経験した主砲・柳田、女房役・上野とともに最後の夏に甲子園に帰ってきた。
開幕戦で宇都宮南に大勝すると、丸亀城西・高陽東を危なげなく撃破。田中は左打者のアウトコースへ逃げるスライダーを武器に丸亀城西戦では完封勝利を収めた。準々決勝で駒大苫小牧に5点差をひっくり返される逆転負けを喫し、8強で敗退。この試合を勝ち上がったら対戦予定だった大阪桐蔭の西谷監督に「田中君のスライダーは打てないと思っていた」と言わしめただけに惜しまれる敗戦であった。
熱闘甲子園 2005 第87回 ハイライト 鳴門工vs高陽東 – YouTube
竹内勇太(城南)

3年春 2011年
1回戦 〇 8-5 報徳学園
2回戦 ● 2-7 鹿児島実
21世紀枠での出場ながら初戦で地元の名門・報徳学園を倒す大金星を挙げた立役者。城南のエースで4番としてチームを牽引した。長身から繰り出す角度のあるストレートとスライダー、チェンジアップを丁寧に外角低めに集め、前年夏4強の強豪校を相手に5失点完投勝利をあげた。打っても、報徳の2年生エースの田村(西武)から9回に3ランホームランを放ち、まさに千両役者の活躍ぶりだった。
龍田祐貴(徳島商)

3年夏 2011年
2回戦 〇 3-1 藤代
3回戦 ● 5-6 光星学院
徳島商に2000年以来の甲子園での勝利をもたらしたエース。がっちりとした体格を誇り、右スリークオーターから繰り出すストレートは最速148キロをマークした。初戦の藤代戦では相手打線を4安打1失点に抑える貫禄の投球を披露。続く3回戦で準優勝した光星学院につかまったものの、長打力の高い強力打線を4回以降は0点に抑え込んだ。この後、鳴門の黄金時代が到来したこともあり、現在のところはこれが徳島商の最後の甲子園出場となっている。
後藤田崇作(鳴門)

3年春 2012年
1回戦 〇 2-1 洲本
2回戦 〇 5-4 作新学院
準々決勝 ●1-9 健大高崎
3年夏 2012年
2回戦 ●1-3 濟々黌
鳴門時代をもたらしたエース。2012年に春夏連続出場を成し遂げ、右スリークオーターからの丁寧な投球で選抜では8強に進出した。初戦は21世紀枠で出場した伝統校・洲本と対戦。打線が相手の長身右腕・島垣の投球の前に苦戦する中で、8安打を浴びながらも1失点で踏ん張り、延長サヨナラ勝ちに導いた。続く作新学院戦も前年4強の強力チームを相手に粘り強く投げ抜き、逆転サヨナラ勝ち。鳴門旋風が吹き荒れた大会であった。
鳴門高校 後藤田投手(洲本高校戦・第84回選抜) – YouTube
板東湧梧(鳴門→ソフトバンク)

3年春 2013年
2回戦 〇 2-1 宇都宮商
3回戦 ● 3-4 聖光学院
3年夏 2013年
1回戦 〇 12-5 星稜
2回戦 〇 6-5 修徳
3回戦 〇 17-1 常葉菊川
準々決勝 ● 4-5 花巻東
鳴門を久々の夏8強へと押し上げたスレンダーエース。細身の体ながらスタミナ十分であり、公式戦をほとんど一人で投げ抜いた。決め球のチェンジアップを武器に3年夏は星稜、修徳と強豪校を撃破すると、3回戦の常葉菊川戦が板東の真骨頂を見せた。フルスイングする打者にむかって徹底して低めの変化球を振らせる投球でわずか4安打に抑え、1失点完投勝利。押しも押されぬ鳴門のエースの投球であった。
【2021ブレイク候補】鳴門 板東湧梧 ピッチング集 – YouTube
河野竜生(鳴門→日本ハム)

1年夏 2014年
2回戦 ● 0-8 近江
2年夏 2015年
1回戦 ● 2-8 九州国際大付
3年夏 2016年
1回戦 〇 3-2 佐久長聖
2回戦 〇 5-2 智辯学園
3回戦 〇 11-9 盛岡大付
準々決勝 ● 0-3 明徳義塾
1年生から3年連続で甲子園のマウンドを踏んだ左腕エースだ。1,2年時は初戦敗退に終わったが、最後の夏はスケールアップして帰還。短いテークバックから繰り出す最速145キロのストレートで相手打者を詰まらせ、2回戦では選抜王者の智辯学園を撃破するなど、ベスト8まで進出した。現在は日本ハムに在籍し、ローテーションの一角を成す日に向けて精進している。


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