【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 3/5

平成の名投手

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 1/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 2/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 4/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

【好投手列伝】東京都篇記憶に残る平成の名投手 5/5 – 世界一の甲子園ブログ (kosien.jp)

小島紳二朗(国士舘→広島)

2000年の選抜で屈指の左腕として注目された国士舘のエース。長身から繰り出す角度、スピードともに十分な速球とスライダー、チェンジアップを操る本格派左腕であり、初戦では高岡第一打線をわずか3安打でシャットアウトした。

2回戦はその夏に大会記録となる100安打を放って優勝することとなる智辯和歌山と対決。7回まで4番池辺のホームランによる1点に抑えていたが、8回に池辺のベースに当たるラッキーなタイムリーで追いつかれると、この回一挙8失点で逆転負け。実力を十分見せつけながらも、2回戦で甲子園を後にした。

選抜高校野球 2000 第72回 智弁和歌山VS国士舘 – YouTube

近藤一樹(日大三→近鉄)

日大三の夏初優勝時にエースナンバーを背負った右腕。ストレートとスライダーをアウトコースにテンポよく投じる投球が持ち味であり、大会序盤は調子が上がらなかったが、3回戦の日本航空戦あたりから復調の兆しを見せ始めた。

準決勝では横浜と対戦し、強打者・曲者揃いの強力打線を相手に序盤のリードをうまく使いながら投げ抜き、2点リードで最終回を迎えた。しかし、9回表に横浜打線が底力を見せ、松浦・荒波(横浜)の連続3塁打で同点に。なお1アウト3塁で横浜はスクイズを仕掛けてきたが、3塁ランナーの動きが目に入った近藤はとっさにスライダーを低めにワンバウンドで外し、ゲッツーで仕留めた。

この機転がなければ、日大三の初優勝は夢と散っていたかもしれず、6失点したとはいえ、大ファインプレーで勝利につなげた。決勝は近江打線を2失点に封じて完投勝ち。2001年夏最後のマウンドで仁王立ちを見せた。

【熱闘甲子園】2001決勝ED 日大三VS近江 – YouTube

千葉英貴(日大三→横浜)

2001年の日大三投手陣を支えたサイド右腕。選抜の姫路工戦ではエース近藤が打ち込まれた後を引き継ぎ、一時逆転を許しはしたが、最終盤を締めて勝利投手となった。右サイドから繰り出す切れ味鋭いスライダーが決め球であり、夏の準々決勝・明豊戦では甲子園初先発し、初出場でベスト8まで進んだ勢いのあるチームを2失点に抑えた。

信頼感ある投手であり、近藤の後ろに千葉がいたことで、近藤は初回から思い切って飛ばすことができた。

2001 8/8 熱闘甲子園 日大三高 – 樟南 – YouTube

清代渉平(日大三)

2001年の甲子園で彗星のごとく現れた2年生左腕。2回戦の花咲徳栄戦でエース近藤が打ち込まれて降板すると、後を引き継いで登板。左腕から繰り出す曲がりの大きなカーブとキレのあるストレートを武器に好投し、チームを勝利に導いた。

最終学年となると、新チームではエース番号を取得。秋の東京大会を制すると、選抜ではいきなり神宮王者の報徳学園と対戦。初回に味方打線が2点を先制するが、相手打線がじわじわと追い上げてくる。同点で迎えた7回には相手の9番荒畑に勝ち越しホームランを浴び、好投しながらも力尽きた。

[プロ 野球 ハイライト] 【熱闘甲子園】 2001 第83回 日大三VS花咲徳栄 – YouTube

高市俊(帝京→ヤクルト)

Masanao a Twitter: "元ヤクルト高市俊さん(帝京)、元ベイスターズ小杉 ...

2002年にチームを4年ぶりの甲子園に導いた本格派右腕。苦手な走り込みを克服してチームのエースに成長すると、甲子園では2回戦の光泉戦に先発し、臣ストレートを武器に相手打線を寄せ付けず、4安打完封勝利を飾った。準々決勝でも4季連続出場の尽誠学園打線を4失点完投で下すなど、結局準決勝までの5試合すべてに登板。エースとしての役割を十二分に果たした。

[Baseball Highlights] 2002【熱闘】帝京vs尽誠学園 – YouTube

齋藤勝(修徳→日本ハム)

現役プロ&メジャー 甲子園出場写真カタログ 関東編 | 野球コラム ...

2004年夏の甲子園で2試合連続完封を達成した2年生左腕。大柄な体格に似合わず、柔らかいフォームから繰り出す切れのあるストレートと多彩な変化球で打たせて取る軟投派左腕であった。甲子園では初戦となった2回戦で強豪・鹿児島実を完封すると、3回戦の酒田南戦でも粘り強いピッチングを展開。両チーム合わせて27残塁という、お互いが拙攻に次ぐ拙攻だったタフな試合を最後まで粘り抜き、2試合連続のシャットアウトを成し遂げた。

2004 86回大会 3回戦 修徳 vs 酒田南 平成16年 – YouTube

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