第98回選抜出場校発表

2026年

2026年1月30日に第98回選抜高校野球出場校が発表されました。

今年はどんな戦いが待っているのでしょうか!?

北海道地区

北照(北海道) 13年ぶり6回目

高校野球】北照の最速149キロ右腕・中谷嘉希が7キロ増量で ...

大串、吉田雄(オリックス)と投打の柱を擁してV候補に挙げられた年以来の出場。当時を率いていたベテラン河上監督の後を受け、上林監督がチームを強化した。北海道大会では、1試合平均1失策以下の堅守をバックにエース島田が好投。初戦で夏春連続出場を狙った北海との名門対決を制すると、相手の狙い球をうまくかわす投球で、準決勝・決勝は連続完封を飾った。打線も派手さはないものの、要所で好走塁を交えて得点。過去出場5回で8強入りが2度と相性のいい選抜へ向け、腕を撫す。

東北地区

花巻東(岩手) 2年連続6回目

花巻東、センバツ選出有力 4季連続甲子園へ、きょう選考委員会 ...

昨年の春夏連続出場を経験したメンバーの中核が残り、今年は前年の8強を超す成績が期待できる。木製バットを操る主砲・古城は、芯でとらえるとスタンドまで運ぶ力を持つ。もう一人の主砲・赤間とともに中軸に2枚の大砲がいるのは心強い。また、投げてはエース左腕・萬谷が実力通りの投球で要所をぴしゃり。緩急を武器に打たせて取る持ち味を発揮し、大事な場面を無失点でしのいで見せた。1年生右腕・菅原駿、投手も務める赤間と右の2投手にもめどが立っており、連戦に不安はない。東北王者が満を持して、選抜の「東北勢初優勝」を狙う。

八戸学院光星(青森) 2年ぶり12回目

メンバー紹介】八戸学院光星は投打のバランスが抜群、防御率1点 ...

強打が売りの八戸学院光星だが、今年は投手力も安定し、バランスの取れたチーム構成となっている。エース右腕の北口は187センチの長身から投げ下ろす角度のある速球が武器で、準決勝では昨秋の王者・聖光学院を相手に9安打を浴びながら完封勝ち。下級生時から登板経験豊富であり、打たれ強い投球で大一番を制した。打線は近距離バッティングで磨いたスイングの強さがあり、東北大会4試合で24得点と実力を発揮。地区大会準優勝ながら、全国トップクラスの地力を秘める。

東北(宮城) 3年ぶり20回目

記事全文】【高校野球】東北高が準決勝敗退 センバツ東北“3校目 ...

仙台育英と県内2強を形成する宮城の雄が3年ぶりの選抜切符を手中におさめた。好投手・ハッブスを擁した3年前と違い、今年は攻撃力が持ち味のチーム。特に、売りとしているのが機動力であり、塁上から圧力をかけることで相手バッテリーの集中打を削ぎ、集中打の足掛かりとした。準々決勝で5安打を放った1番松本は、その象徴とも言える選手だろう。投手陣は絶対的な軸はおらず、東北大会で好投した狩野を筆頭に5人が控える。本番で軸となる選手が現れるかが、チームの浮沈のカギを握りそうだ。

関東・東京地区

山梨学院 5年連続9回目

関東勢として最長となる5年連続の選抜出場。投打で規格外のスケールを持つ剛腕・菰田、スライダーを武器とする技巧派左腕・桧垣と、昨夏の甲子園を経験した「投」の2枚看板がそのまま残ったことが何より大きい。特に、菰田の速球は来ると分かっていても、なかなか前に飛ばすことが難しく、本調子なら選抜で無双することが期待できる。

攻撃に関しては、野手のメンバーがほとんど入れ替わる格好になったが、ここでも菰田の長打力は別格。彼の打撃を活かすべく、吉田監督の緻密な野球でいかにランナーを貯められるかがカギになる。3年ぶりの全国制覇を現実的に視界にとらえている。

花咲徳栄(埼玉) 10年ぶり6回目

センバツでDH制初採用!花咲徳栄・岩井監督 攻撃力最大化へ ...

2010年代に、夏の甲子園で5年連続出場と黄金期を築いた花咲徳栄だが、意外にも選抜はエース高橋昴(広島)を擁した2016年以来10年ぶりとなる。衝撃的だったのは、法政二との関東大会初戦。なんと9点ビハインドをものともせずにひっくり返し、スタメン4人に一発が飛び出す猛打で球場を制圧した。この試合で大量点を失った右腕・黒川だが、次の試合では嘘のような変わりっぷりで好投を披露。球数が増えても球威が落ちず、スタミナは十分だ。決勝はエースの先発を回避して大敗に終わったが、実力的には山梨学院とそん色ないレベルにある。

専大松戸(千葉) 3年ぶり2回目

専大松戸が横浜に完勝して2連勝!県勢6年連続のセンバツ出場は ...

春季大会、秋季大会と連続で王者・横浜を撃破した専大松戸が、名将・持丸監督に率いられ、3年ぶりに全国の舞台へ帰ってきた。例年、高い投手力をベースにしたチーム構成が基本だが、今年の専大松戸は例年以上に打てるのが強み。関東大会でも集中打が飛び出して試合を優位に進め、準々決勝ではホームラン2発で横浜に引導を渡した。投げては強気の投球が光る左腕・小林を4番も務める捕手・吉岡が好リード。エース平野を中心に8強入りした3年前に劣らないポテンシャルを持ったチームだ。

佐野日大(栃木) 12年ぶり5回目

佐野日大、12年ぶり5度目のセンバツ甲子園へ吉報待つ “桜”いま ...

好左腕・田嶋(オリックス)を擁した2014年以来、12年ぶりの選抜出場となる。長らくチームを支えた名将・松本監督の後を受け、初出場時のエース麦倉氏(阪神)が監督に就任。ただ、監督が代わっても投手陣をベースとしたディフェンシブな戦いは、彼らの伝統として根付いている。ともに打たせて取る投球が持ち味のエース鈴木有、左腕・沖崎の二人を、機動力野球で援護し、関東4強へ食い込んできた。甲子園では好投手との対戦が続くだけに、1番杉田、2番櫻岡のコンビがいかに書きかわせるかがカギを握りそうだ。

横浜  2年連続18回目

関東・東京の「6校目」は横浜が有利か? 2026センバツ出場校予想 ...

昨年の続く選抜連覇を狙っての出陣となる。関東大会は準々決勝で敗退と際どいライン上にいたが、個々の能力は全国でもトップクラスであり、特にエース織田は泣く子も黙るプロ注目右腕だ。もともと最速150キロ台の速球が注目されていたが、昨年に全国の舞台を数多く経験したことで、試合の中でも出力の調整や相手打者を見ての駆け引きなど多くのことを学んだ。失点がある程度計算できるだけに、攻撃面での細かいところを詰めて横浜らしさが出せれば、2年連続の栄冠は手の届くところにある。

帝京(東京) 16年ぶり15回目

スーパー1年生”帝京・目代が新記録7発宣言 30日センバツ出場 ...

昭和後期から平成中盤にかけて甲子園を席巻して名門・帝京が魂の復活劇を果たして、甲子園に乗り込んでくる。名将・前田監督が率いていた頃から時代は移ろい、現在は金田監督のもとで令和の帝京スタイルで秋の東京大会を制した。投打二刀流の活躍を見せるエース安藤や強打の目代を筆頭に打線の破壊力が目立つが、チームの強みは打たせて取る投手陣を支える堅守。勝負所できっちり守れる強さが、強豪対決の続いた東京大会優勝の原動力となった。長らく遠のいていた聖地で新しい帝京の姿を見せられるか、今から楽しみだ。

北信越地区

帝京長岡(新潟) 初出場

記事全文】帝京長岡 センバツ当確!1年左腕の工藤が完投 芝草 ...

元帝京の芝草宇宙監督(日本ハム)が就任し、毎年県内上位をにぎわせていたチームが、ついに悲願の全国大会出場をつかみ取った。スタメンの大半を1年生が占める若さが売りのチーム。中でも1年生左腕の工藤は右打者の懐を果敢に攻めるクロスファイヤーを武器に、北信越大会の大事な場面をほぼ一人で投げぬいた。打線も上位から下位まで勝負強い打者がそろい、今後が楽しみな選手ばかり。これから2年間、あるいは帝京長岡時代が幕を開けるのか、まずは選抜の舞台でその実力をお目見えすることとなる。

日本文理  12年連続6回目

メンバー紹介】北信越・準Vの日本文理は、クリーンアップトリオ ...

北信越決勝では史上初となった新潟対決では惜しくも敗れたものの、その地力の高さを評価され、選抜では12年ぶりとなる出場を果たした。大井監督から鈴木監督に代わっても、「打撃の文理」の伝統は不変。北信越大会では常連校の本格派の投手を左右問わずに打ち砕き、練習の7割を打撃に割くという、その成果を見せつけた。特に3番秦、4番渡部、5番臼木の3人はいずれも打率4割越え。少々のビハインドは跳ね返す力を持つ。エース染谷を中心とした投手陣の成長いかんでは、V戦線の割り込んでいく力を持つと言えるだろう。

東海地区

中京大中京(愛知) 5年ぶり33回目

中京大中京のリードオフマンは右打ちの名手!神宮でみせた意地を ...

秋の東海大会を5年ぶりに制した名門中の名門。スター選手がいるわけではなく、絶対的な強さの勝ち方でもなかったが、試合の中で束になって向かっていく強さがこの代にはある。特に四死球や相手のミスにつけ込むしたたかさは、伝統の強さを感じさせ、集中打で一気に試合の流れをつかんでいった。エース安藤、好守のショート田中とディフェンスの軸はしっかりしているだけに、腰を据えた戦いができそうだ。ランナーを貯めた状態で4番荻田を迎えられれば、理想的だろう。

三重  8年ぶり14回目

8年ぶりのセンバツが濃厚な三重、強打の印象付けた昨秋の戦いも ...

東海大会準決勝で聖隷クリストファーの好左腕・高部を呑み込んだのが三重の強力打線であった。沖田監督が言われていたように、前の世代で菰野・栄田、津田学園・桑山と全国区の好左腕がいたこともあり、左腕対策を重ねてきたことが功を奏したようだ。投げては本格派右腕・古川を筆頭に質量ともに豊富な6投手を擁し、連戦にも不安はない。4強入りした2018年にもどこか似た雰囲気を醸し出すチームが、虎視眈々と2度目の選抜制覇を狙う。

大垣日大(岐阜) 2年連続7回目

大垣日大・阪口野球の「魂」受け継ぐ高橋正明監督 重視するのは ...

東海王者として挑んだ昨年と違い、今年は東海地区ベスト4のため、際どい位置にいたが、優勝校の中京大中京に善戦したことが評価され、選出に至った。エース左腕の竹岡はしなやかなフォームから繰り出すキレのある速球とスライダーが武器。典型的な「打ちづらい左腕」であり、この大黒柱と堅守と機動力で援護する、大垣日大らしいチームだ。昨年は西日本短大付の前に悔しい完封負けを喫しただけに、まず今年は初戦突破を狙う。

近畿地区

神戸国際大付(兵庫) 5年ぶり6回目

高校野球】神戸国際大付16年ぶり3度目V 兵庫勢が3季連続 ...

県大会・近畿大会では4投手を擁した投手力が光り、神宮大会では3試合で5ホームランと打線が爆発。成長途上の秋において、まったく違う側面を見せた近畿王者だが、そのぶん投打両面でもまだまだ伸びしろがあるチームと言えるだろう。エース秋田に、近畿準々決勝で無安打投球を見せた宮田と強力な両左腕がおり、カーブが武器の右腕・豊岡、速球が光る橋本と両右腕も安定感がある。神宮大会では空中戦を見せた打撃陣もポテンシャルは高く、特に5番石原はパンチ力十分の打撃でスタンドへ放り込む。神宮決勝で大敗したこともいい薬として、選抜では初優勝を狙う。

智辯学園(奈良) 5年ぶり15回目

智弁学園が5年ぶりの決勝進出!最後はエースが締める|記事一覧 ...

1年生の夏に甲子園を経験した本格派左腕・杉本とタレントの揃った打線を擁し、実力的には優勝した神戸国際大付をしのぐ可能性もある。ただ、近畿大会の戦いを見ていると、投打ともに波があり、やや苦しい内容となった。杉本は速球の球威、スピードは十分だが、集中打を浴びる傾向がある。単調にならなければ、いい投球ができそうだ。同じく本格派の右腕・水口が近畿で好投したのは好材料。

打線は、近畿大会でビハインドの状況から2度試合を立て直すなど、底力を発揮。ただ、望ましいのは先行してエースの投球で逃げ切る野球だろう。小阪監督が一冬超えて、どうブラッシュアップしてくるか。

大阪桐蔭  2年ぶり16回目

メンバー紹介】強さを取り戻した大阪桐蔭、153キロ右腕&192 ...

昨年は、春夏とも甲子園勝利なし(選抜は出場なし)と元気がなかった大阪勢だが、今年はその盟主と言える大阪桐蔭が帰ってきた。3番内海、4番谷淵と打線の軸がおり、投手陣もエース吉岡、左腕・川本と左右の2枚看板を形成。投打ともに二人ずつ中心となる選手がいるのは強みだ。新基準バット導入以降、長らく打線で苦労していた印象だが、今年のチームは近畿初戦で市立和歌山の好投手・丹羽をしたたかに攻略するなど、期待感がある。雌伏の時を超えた王者が2年ぶりの聖地で大暴れするか、見ものである。

滋賀学園  2年連続4回目

高校野球】滋賀学園・中野壮真がサヨナラ打、近江との「滋賀 ...

県大会3位ながら粘り強い戦いぶりで4強へ進出。準々決勝では同じ滋賀県の1位校である近江に対し、打線が粘り強い攻めで好投手・上田を攻略し、サヨナラで事実上の選抜切符をつかみ取った。軟投派左腕の土田が要所を締める投球で試合を作り、打線は滋賀学園らしくミートのうまい打者が揃う。昨年は、浦和実の好左腕・石戸に悔しい完封負けを喫しただけに、まずはリベンジの選抜勝利を狙う。

近江(滋賀) 2年ぶり8回目

センバツ】秋季大会4強は確定、残り2枠は近江と東洋大姫路が ...

2001年夏の甲子園で捕手として準優勝を果たした小森監督が、名将・多賀監督から指揮を受け継いだ後、初めての甲子園となる。チームの軸となるのはエース上田。右スリークオーターから最速148キロを記録する速球が武器であり、人差し指にしっかりかかったボールは一級品である。左打者相手にいかに懐をつけるか、そして、シュート回転しないボールを投げれるかが大事になってきそう。近畿大会でエースを援護しきれなかった野手陣が、堅守と勝負強い打撃でどれだけ援護できるかが試合の行方を左右しそうだ。

東洋大姫路(兵庫) 2年連続10回目

東洋大姫路・岡田監督 近畿大会8強「首の皮一枚つながっている ...

昨年は近畿王者として乗り込んだ選抜だが、今年は6校目でぎりぎりの選出となった。3年生主体のチームで春夏と戦ったため、新チームの経験値はそう高くはなかったが、一つ上の先輩たちの戦いを見て学んだ部分は大きかっただろう。特に、野手陣に関しては3番捕手の峰松を中心にポテンシャルは高い打者が揃っており、岡田監督のもとで一冬こえてどこまで成長したか楽しみだ。投げては実戦派の左腕・下山が近畿初戦を1失点で完投。彼に続く存在が出てくれば、上位進出も夢物語ではなくなる。

中国地区

崇徳(広島) 33年ぶり4回目

高校野球】崇徳、8回コールド勝ちで33年ぶりセンバツ当確 ...

1976年の選抜で圧倒的な強さで全国制覇を果たした名門校が、33年の時を経て全国の舞台へ戻ってくる。原動力となったのは、エース左腕・徳丸のピッチング。中国大会4試合を投げぬき、失点は初戦の1のみと抜群の安定感を誇った。守備陣も堅守でバックアップし、エースを援護。ここまでディフェンスの安定したチームは、近年の中国勢でもちょっと記憶にないくらいだ。

攻撃面では1番新村をはじめとして、細かい攻撃のできる選手がそろっており、広島のチームらしく機動力で崩しに行く。元早稲田大学の監督だった應武氏がチームに残した遺産を糧とし、2度目の選抜制覇へ挑む。

高川学園(山口) 42年ぶり2回目

記事全文】センバツでDH制初採用! 高川学園・松本監督 強打の ...

昨夏に続いて、夏春連続での甲子園となる。すでに全国の舞台を経験済みの右腕・木下は140キロ台の速球を武器とする本格派右腕。3回戦では、準優勝を果たすこととなる日大三の強力打線に打ち込まれしまったが、全国区の強力打線を2年生のうちに経験できたのは大きな強みになるだろう。中国大会では、広陵・下関国際と強打のチームを寄せ付けなかった。打線は、初戦の広陵戦でビッグイニングを作ったように、上位から下位まで切れ目がなく、機動力も豊かだ。強豪を相手にしても物おじしない強さがあり、全国での躍進が楽しみなチームである。

四国地区

英明(香川)   3年ぶり4回目

四国王者の立役者、英明の141キロの逸材左腕がセンバツで飛躍 ...

高い総合力で3年ぶりの四国王者に輝いた英明。光ったのは、ロースコアの接戦を勝ち抜く要因となった投手力である。中でも初戦の高知商戦で延長12回を完封した左腕・富岡のピッチングは圧巻。速球主体にストライク先行の投球で打者を次々に打ち取り、回が進んでも安定感は落ちないどころか、むしろ上がっていく感じがした。また、右腕・松本倫、左サイドの吉川とタイプの違う投手が控えているのも強み。3番松本心を中心に勝負所で畳みかける打線もしぶとさがあり、侮れない強さを持つ四国王者だ。

阿南光(徳島) 2年ぶり3回目

メンバー紹介】四国・準Vの阿南光は、エース右腕の小田と鉄壁の ...

2021年の左腕・森山(中日)、2024年の剛腕・吉岡(DeNA)と好投手の系譜が続く近年の阿南光。今年のエース小田もその例に漏れない好投手だ。効率よく打たせて取れるのが強みであり、少ない球数でアウトを積み重ねられる実戦派の好投手だ。また、打線では2番松崎と5番篠原の二人が軸。彼らの前にランナーを出し、うまく攻撃をまわして得点を重ねていった。攻撃面での数字は高くないものの、勝負所でそつなく1点を取るのがうまいチームだ。2年前の8強にまずは並びたいところだろう。

九州地区

九州国際大付(福岡)   4年ぶり4回目

九州国際大付が初優勝 九州地区はセンバツ5枠に 明治神宮大会 ...

秋の神宮大会でチーム史上初となる全国制覇を果たした「九国」。父から指揮を受け継いだ楠木監督のもと、伸び伸びとした、らしい野球で頂点まで駆け上がった。特に、中心打者となる牟禮翔は天性のスラッガーであり、神宮大会の山梨学院戦ではバックスクリーンへホームランを放つなど、センターから右方向へ伸びる打球を何度も見た。打線は破壊力と勝負強さを併せ持ち、山梨学院・菰田や花巻東・萬谷と好投手を次々に攻略。投げても1年生左腕・岩見とエース渡邉の二人にめどが立っており、投打に隙が無い。勢いそのままに秋春連覇を達成する可能性は十分にある。

長崎日大  3年ぶり5回目

選抜高校野球の出場校が30日決定 長崎日大、甲子園で校歌を ...

九州決勝で惜しくも九州国際大付に逆転負けを喫したが、しぶとい戦いぶりで勝ち抜いた長崎日大の総合力の高さは際立っていた。長崎大会から楽な試合は少なかったが、夏の王者の創成館戦をはじめとして、競合との試合を乗り越えるたびに、チーム力が高まっていった。古賀・小池の左右2枚看板をはじめとして質量ともに豊富な投手陣を、勝負強い打線が支え2試合連続でサヨナラ勝利を収めるなど、数字に現れない強さがあるのが今年の長崎日大。したたかな戦いで上位を伺う。

神村学園(鹿児島)   2年ぶり7回目

20251028D135000- ...

近年の九州勢で最も安定した成績を残している神村学園が夏春連続の甲子園をつかみ取った。前年のチームはエース早瀬(阪神)、主砲・今村(西武)と投打に太い柱を擁したチームだったが、今年はスター選手はいないぶん、束になってかかっていく強さがある。大一番となった準々決勝の沖縄尚学戦では、エース龍頭が気迫の投球で夏の王者を2失点で完投。日ごろから前エース早瀬のボールを見慣れた打線も、夏の優勝投手に果敢に襲い掛かり、3点を奪って勝利をものにした。投打で反骨芯を見せる常連校が、九州4強ながら侮れない雰囲気を醸し出す。

熊本工   9年ぶり22回目

2026年センバツへの道【熊本】 投・打・走ガッチリの有明、夏 ...

県内屈指の伝統校の熊本工だが、選抜の出場は意外にも9年ぶりとなる。背番号4をつけた小柄なエース堤が県大会の中盤から大車輪の活躍を見せ、九州大会でも連続で1失点完投して、選抜切符を手繰り寄せた。高校野球で勝てる投手の条件して変化球でカウントを取れることが挙げられるが、堤はその条件を満たしており、カウント球にも勝負球にも使えることで投球の幅をもたらす。打線は秋の大会では本領発揮とはいかなかったが、自主練習のほとんどを打撃に費やすのが同校の特徴であり、冬場の鍛錬を超えて別人のように成長している可能性はある。

沖縄尚学   2年連続9回目

昨夏甲子園優勝の沖縄尚学は九州5枠目で出場できるか?12年ぶり ...

昨夏に悲願の選手権制覇を果たした王者が、神宮枠の恩恵にあずかり、2年連続の選抜の舞台へ乗り込む。末吉、新垣有の左右2枚看板の実力はもはや説明不要のレベルにあり、ともに140キロ後半の速球と切れ味抜群のスライダーで相手打者を牛耳る。秋の大会では、夏の疲れもあってか本調子ではなかっただけに、選抜ではまた違った姿を見られそうだ。3年生のメンバーが多かった野手陣はそう取っかえとなったが、守備力は安定しているだけに、1点1点積み重ねるスタイルで勝利を目指すことになるだろう。

21世紀枠

高知農  初出場

高知農「新入部員ゼロ乗り越え」 センバツ21世紀枠プレゼン ...

昨秋の高知大会で8強入りし、準々決勝で強豪・明徳義塾と互角の戦いを演じたことが評価され、選出に至った。投打の中心となるエース山下は明徳戦で再三ランナーを出しながらも要所を締め、11回まで強力打線を2点に抑える好投を披露。四国の初出場校のエースが全国で好投した例は、過去の甲子園を振り返っても枚挙にいとまがなく、全国で対戦する相手からすると怖い存在だ。打撃でも中心となる3番山下の前にランナーを出せれば、面白い展開になりそうだ。

長崎西  75年ぶり2回目

長崎西「時短実践、不可能を可能に」 センバツ21世紀枠プレゼン ...

昨秋の九州大会で8強入りを果たした県内屈指の伝統校が、久々の甲子園へカムバックを果たした。九州大会初戦では佐賀県1位校の唐津商に9-2と堂々のコールド勝ち。エース熊とショート兼任の坂田の2投手が安定し、キビキビとした守りでリズムを作っていった。特に、熊は九州大会ではアクシデントもあって降板したが、実力は全国でも十分通用するものがある。3番芦塚を中心とした打線が少ないチャンスをものにできれば、全国1勝も十分あり得るだろう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました