市立和歌山伝統のチャンステーマ。かつて藤田平(阪神)らを輩出し、選抜準優勝の経験もあった伝統校だが、昭和後半は箕島、そして平成に入ってからは智辯和歌山の「1強」態勢が続き、なかなか出場の機会が巡ってこなかった。そんな流れに風穴を開けたのが2004年夏。智辯和歌山が日高に敗れる中、エース玉置(阪神)を2年生の川端(ヤクルト)、梶本、1年生の伊藤ら下級生が主軸を担う打線が援護し、久々の出場を果たした。
その「ICHIKO」を支えるチャンステーマ「レッツゴーICHIKO」は明るくアップテンポなリズムで攻撃陣を後押しする。その後も2016年の赤羽や2019年の岩本ら好投手を擁してたびたび出場。今や智辯和歌山の絶対的ライバル校として存在感を示している。そして、今年は小園-松川の黄金バッテリーを擁し、春夏連続出場に期待がかかる。強打の智辯和歌山との決着やいかに。
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