
1回戦 〇 5-1 東海大浦安
2回戦 〇 5-3 鹿児島商工
準々決勝 〇 5-0 西条
準決勝 〇 3-1 PL学園
決勝 〇 4-0 帝京
KKコンビ擁するPL学園が絶対的優勝候補だった1985年の選抜大会。その中にあって高知から初出場で颯爽と勝ち上がり、初優勝を果たしたのが渡辺智男(西武)がエースで4番を張る伊野商業だった。初戦から東の横綱と言われた東海大浦安、九州王者の鹿児島商工、同じ四国のライバル西条を倒して勝ち上がったが、それでもまだ伊野商がクローズアップされる気配は薄かった。それだけPL学園の存在が絶対的だったからだ。
迎えた準決勝のPL学園戦。不安視されていた二遊間の守備にミスが出て、桑田(巨人)から伊野商が2点を先制すると、渡辺の剛腕がうなりを上げる。中学時代に左肘軟骨の剥離骨折をしたことにより、高校ではセーブして腕を振っていた。しかし、この試合はPLが相手ということもあってリミッターを外すと、スピンの効いたとんでもないボールがミットに突き刺さり始める。
特にそれまで甲子園通算8ホームランを放っていた清原(西武)に対しては、ストレート一本の真っ向勝負ではヒットはおろかバットにも当てさせない。怪物と称されてきたスラッガーを完膚なきまでに抑え込み、伊野商は3-1で勝利。衝撃のジャイアントキリングを成し遂げた渡辺は決勝では自らホームランを放って完封し、見事初出場初優勝の快挙を成し遂げたのだった。
伊野商vs帝京 昭和60年(1985年春) 決勝戦 快速球・豪快弾!投打に大活躍 渡辺智男 初陣.伊野商 強豪.帝京下し見事 頂点に輝く


コメント
[…] 大会No.1投手(1985年選抜) 渡辺智男(伊野商) – 世界一の甲子園ブログ… […]