
1回戦 〇 4-0 学法石川
2回戦 〇 4-0 明豊
準々決勝 〇 6-1 山梨学院
準決勝 〇 5-4 星稜
決勝 〇 3-2 健大高崎
健大高崎を悲願の初優勝に導いた2年生左腕。インステップ気味のフォームからボールには横の角度がついており、キレのある速球、曲がりの大きいスライダーとともに一級品のボールであった。特にスライダーは難攻不落のボールであり、対戦する打者がどうバットを出せばミートできるのか戸惑っている様子が垣間見えた。
初戦で学法石川を危なげなく下すと、2回戦で九州屈指の強力打線を誇る明豊、準々決勝では前年王者の山梨学院と全国トップクラスの強豪も寄せ付けなかった。準決勝からは故障の影響もあって、リリーフ登板となったが、いずれも無失点でピッチングで神宮王者の星稜、前年の選抜で敗れていた報徳学園を下した。その後、肘の故障でTJ手術を行ったが、2025年夏には甲子園で復活登板を果たすことに。紆余曲折はあったが、今後の活躍が非常に楽しみな投手だ。
また、健大高崎というチームとしても、2011年から機動破壊の代名詞をバックに台頭し、2010年代後半からは強打にシフトチェンジするなど試行錯誤を繰り返しながらもなかなか全国制覇に届かなかったが、この大会で悲願の優勝を達成。石垣・佐藤という左右の本格派投手を擁し、最後に足りなかった「投手力」というピースがはまっての快挙であった。


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