独断と偏見で選ぶ、2023年春にベスト8へ進めなかったイチオシの好チーム 

2023年

東邦(愛知)

1 宮國 10 山北
2 南出 11 三家
3 石川 12 荒島
4 中村 13 藤田
5 眞邉 14 山口
6 大島 15 中島
7 三浦 16 手島
8 上田 17 藤江
9 岡本 18 伊藤

投打にパワフルかつ、試合巧者ぶりも光った伝統校

選抜最多5度の優勝を誇る強豪校が、2019年以来4年ぶりとなる6度目となる選抜制覇を目指し、東海王者として甲子園に乗り込んできた。

投手陣の柱はエース宮国。最速149キロを誇り、東海大会ではエースとして3試合すべてに登板し、大垣日大・常葉大菊川といった癖のあるチームを抑え込んだ。同じく速球派右腕の岡本山北が控えており、リリーフ陣も安定。終盤の大事な場面を締めくくる。

また、打線は4年前の優勝時と比べても引けを取らないほどに強力。中村大島眞邉と巧打者の3人が1~3番に並び、長打は少なくとも確実につなぐ打撃で好機を演出する。4番には選抜優勝投手になった兄を持つ石川がどっかり座り、ここぞの場面で一本を出してきた。派手さはなくとも高い得点力を誇り、勝機を確実につかめる打線だ。

1回戦

東邦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 1 0 3 0 0 1 1 0 6
0 0 0 0 0 3 0 0 0 3

鳥取城北

記念大会で4つしかない1回戦枠を引いた東邦。しかし、その1回戦で同じく常連校の鳥取城北を相手に試合巧者ぶりを発揮する。1点をリードした4回には、4番石川のヒットを足掛かりに連続バントヒットで満塁のチャンスをつかむ。ここで7番南出が相手の動揺する隙を逃さず、初球タイムリーヒット!チャンスを確実にものにすると、エース宮国も速球主体の投球でしっかり試合を作った。6回に集中打で1点差に迫られたが、山北岡本と継投でしのぎ、初戦突破。試合巧者ぶりを発揮し、2回戦進出を決めた。

2023年選抜1回戦 東邦vs鳥取城北(2日目第1試合) | 世界一の甲子園ブログ

センバツ高校野球 甲子園 東邦が追い上げる鳥取城北を突き放して1回戦突破【1回戦 東邦vs鳥取城北 ハイライト】春57勝で最多勝利数あと1勝

2回戦

東邦

1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 0 0 2 1 1 0 1 1 6
0 1 0 0 0 0 2 0 0 3

高松商

2回戦は高松商との伝統校対決に。この試合はエース宮国ではなく、山北が先発マウンドに上がった。序盤に先制点を許したものの、力のある速球とスライダーを武器に6回を1失点の好投。攻撃陣は中盤以降に高松商の左腕・大室の速球をとらえ、4回以降の6イニング中5イニングで得点を奪った。相手の配球を読むしたたかさと、狙ったボールは確実にはじき返す力強さがあり、機動力も絡めた、硬軟自在な攻めで主導権を奪い返した。1,2回戦とともにスコアは6-3。投打に安定した内容で、当時の各県を代表する強豪を退け、選抜最多優勝回数を誇るチームの意地を見せた。

2023年選抜2回戦 東邦vs高松商(7日目第2試合) | 世界一の甲子園ブログ

2023選抜 東邦vs高松商業

3回戦

東邦

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
0 0 0 1 0 0 3 0 0 0 4
0 1 1 2 0 0 0 0 0 5

報徳学園

3回戦は近畿大会準優勝の報徳学園との対戦。エース盛田に2年生の間木今朝丸(阪神)と安定した投手陣を要し、3番(オリックス)、4番石野と打線も核となる選手を擁する、優勝候補の一角だ。

この試合、序盤からエース宮國が報徳打線につかまり、2回に5安打を集中されるが、レフト藤江・ライト岡本の好返球で2度にわたってホーム刺殺を奪い、1点でしのぐ。この試合、センターの上田も含めて3人全員がバックホームでのアウトを記録し、5回までで11安打と攻勢に出た報徳に対して、大量リードを許さなかった。

すると、終盤7回には打線が報徳の先発・今朝丸を攻略。相手守備陣の乱れにも乗じて一気呵成の攻めで追いついて見せた。この試合、ヒット数と四死球で出したランナーは報徳が19人に対して、東邦は8人。圧倒的に報徳が押していたが、堅守で流れを渡さず、終盤のワンチャンスを生かして追いついた試合運びは見事であった。最後は、延長10回にタイブレークでサヨナラ負けを喫したが、ハイレベルな優勝経験校同士の一戦は、高校野球ファンの心を最後までつかんで離さなかった。

2023年選抜3回戦 報徳学園vs東邦(9日目第3試合) | 世界一の甲子園ブログ

2023選抜 東邦vs報徳学園

 

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