大江竜聖(二松学舎大付)
【甲子園戦績】
1年夏 〇7-5 海星
●5-6 沖縄尚学
2年春 ●4-5 松山東
1年生の時、二松学舎大付属を念願の夏初出場に導いた左腕。その後は2年春のみの出場だったが、この3年間東京都の主役であり続けた左腕がプロでの飛躍を誓う。
1年生から最速130キロ後半の切れのあるストレートで都大会決勝では帝京をねじ伏せ甲子園に導いた。甲子園初戦でも海星戦で好リリーフ。沖縄尚学戦でサヨナラ打を浴びたが、強打者に対して1年生ながら真っ向勝負するマウンド度胸があった。
2年生の春は松山東を相手に16奪三振の好投。縦横のスライダーに全く手が出なかった。ただ、三振を狙うあまり配球が単調になり、真っすぐを狙い撃ちされる傾向もあった。
3年生になると投球にうまさが出てきて、そのあたりの欠点も修正。真っすぐの速さもMAX145キロまで伸び、何よりスライダー・カーブを安定して低めに集められるのがいい。このあたりが1年生から活躍できた要因だろう。
テークバックが短く、打席に立つと見た目以上に打ちづらいだろう。三振のイメージが強いが、どちらかというと安定して打たせて取る投手になりそう。精神力も強く先発・リリーフどちらでもこなすことができるだろう。体のサイズは大きくないが、力は秘めている印象もある。左腕不足の球団としては欲しくなる投手だと思われる。
選手のその後
読売ジャイアンツからドラフト6位指名。
杉内ピッチングコーチの元左腕の先発が見てみたいです。
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