山口裕次郎(履正社)
【甲子園戦績】
3年夏 〇5-1 高川学園
〇5-1 横浜
●4-7 常総学院
寺島と2本柱を形成したサウスポー。全国の舞台では相手のうまい攻めもあり、なかなか結果は出なかったが、春から夏の大阪予選にかけての活躍は素晴らしかった。寺島の負担が減ったのは間違いなく彼のおかげだろう。
春先まではいい時と悪い時のボールに差があったが、柔らかいテークバックが固まってきてからは140キロを超すストレートを安定して投げ込めるようになった。春季大阪大会では大阪桐蔭を1失点完投。近畿大会でも智弁和歌山の強力打線を抑え込んだ。
いい時の真っすぐには力があり、威力は寺島と同等。近畿圏の対戦した打者たちからは「寺島より山口の方が嫌」という声も聞こえてきた。大阪大会では24イニングで32奪三振。真っすぐとスライダーで力で三振を奪い取った。
テークバックが背中に入るフォームは左打者にとっては捕らえづらく、右打者のクロスファイヤーにも角度が出る。180㎝で87㎏と体の力もある。自分の持ち味である真っすぐをさらに磨いてプロの舞台で活躍したい。
選手のその後
日ハムからの指名を拒否。
JR東日本にて2019年からドラフト指名解禁です。
本格左腕がプロで活躍する姿がみたいです。
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