赤羽陸(市立和歌山)
【甲子園戦績】
3年春 ●0-6 南陽工
3年夏 〇8-2 星稜
〇4-6 日南学園
市立和歌山を12年ぶりの夏の甲子園勝利に導いた右のエース。球持ちのいいフォームから切れのいいストレートとスライダーを内外角に投げ分けて好投した。選抜では初戦敗退となったが、8回までは無失点の好投。味方の5失策に足を引っ張られた中でよく投げていた。
夏も和歌山大会で強打の智弁和歌山や経験豊富なメンバーをそろえた箕島を抑えて力投した。びっくりするようなボールがあるわけではないが、内外角への出し入れ・緩急・コントロールが素晴らしく決勝の箕島戦は2安打完封。半田監督にも「精神的に強くなった」と称賛された。
甲子園初戦ではこれまた強打の星稜と対戦。強力打線に11安打を浴びたが、5併殺を奪う粘りの投球で2失点に抑えた。勝負所でしっかりインコースに投げ切り詰まらせることができる強みがある。テンポがよく、守っている野手のリズムをよくしていた点も素晴らしい。
これからまだまだ球種を増やしたり、パワーアップも必要だとは思うが、楽しみな投手の一人であることは間違いない。
選手のその後
国士舘大学へ進学。
和歌山のエースとしてプロの世界で暴れる姿がみたいですね。
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