【甲子園戦績】
3年夏
●3-5 東北学院
愛工大名電の誇る2刀流がプロ志望届を提出した。投げてはMAX146キロ、打っては高校通算ホームラン32本のホームランをマーク。現在メジャーリーグで活躍する大谷翔平の高校時代と比較するのはやや恐れ多いが、それでも上の舞台で投打両方で可能性を追いたくなる逸材だ。全国の舞台にはなかなか縁遠かったが、死後の夏は東邦・中京大中京・享栄と愛知の私学4強のライバルをすべて撃破し、大舞台への切符をつかんだ。
甲子園では本来の投球はできなかったが、打撃では右中間最深部に一発を放り込み、改めてそのパワーを見せつけた。厚みのある体格、懐の深い構えを見ると、今の段階では打者としての期待がやや高まるか。工藤公康(ソフトバンク)、山崎武司(楽天)、イチロー(マリナーズ)と錚々たるOBを輩出してきた名門校から新たなスター候補性が名乗りを挙げる。
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