大会No.1投手(1992年選抜) 吉田道(東海大相模)

1992年

帝京vs東海大相模の関東勢同士の決勝戦となった1992年の選抜大会。優勝投手となった「柔」のピッチングの帝京・三沢(近鉄)に対して、「剛」の投球で観衆を魅了したのが、東海大相模のエース吉田道(近鉄)であった。ダイナミックなフォームから繰り出す最速145キロのストレートを武器に相手打線を威圧。準決勝まですべての試合で相手打線を2点以内に抑えた。

 

当時は桐蔭学園や横浜、横浜商など群雄割拠の時代であり、東海大相模自身も甲子園の土を踏むのは実に15年ぶりであった。常盤、南部と危なげなく下すと準々決勝では高校球界の王者・PL学園が相手。2年生エース松井(西武)から2点を先取すると、吉田がPL打線を完封し、夏の52回大会の決勝に続いてPLを破った。準決勝でもくせ者の天理に競り勝ち、地元・近畿勢を3タテ。吉田の好投で一気に決勝まで進出した。

決勝では帝京との死闘に劇的なバックホームの末に敗れたが、久々の出場でさすがの強さを見せつけ、エース吉田の名とともに、東海大相模の名が改めて世間に浸透した大会となった。

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